マヒドン大学
タイの大学
マヒドン大学(英語: Mahidol University、公用語表記: มหาวิทยาลัยมหิดล)は、バンコクに本部を置くタイ王国の国立大学。1888年創立、1943年大学設置。大学の略称はMU。
マヒドン大学 | |
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大学シンボルマーク | |
大学設置 | 1943年 |
創立 | 1888年 |
創立者 | ラーマ5世 |
学校種別 | 国立 |
本部所在地 | バンコク |
キャンパス |
サラヤキャンパス パヤータイキャンパス バーンコークノーイキャンパス カンチャナブリキャンパス ナコンサワンキャンパス アムナートチャロンキャンパス |
ウェブサイト | https://www.mahidol.ac.th/en/ |
概要
編集創立は1888年にラーマ5世によって設置されたシリラート病院の設置まで遡り、1943年にタイで初めて医科大学として設立されたタイの国立大学。その間はシリラート病院において医師の養成が行われてきた。現在は17学部、9つの研究所、6つのカレッジ、5つのセンターを有する総合大学へと発展し、キャンパスはバンコクを中心に6つ有している。大学名は、「タイの医療の父」とも言われるマヒドン・アデゥンヤデート(ラーマ9世の父)王子に由来する。
タイムズ・ハイアー・エデュケーションの世界大学ランキング2017-2018ではタイで1位[1]、アジアでは97位[2]、2015年には、QS World University Rankingsによると医学分野では世界のトップ100の大学にランクされている。
2015年、鳥取県がマヒドン大学及びタイ工業連盟(医療機器部会)との間で「医療機器産業を担う人材育成」覚書を締結。[3]
沿革
編集- 1888年 ラーマ5世によって設置されたシリラート病院が開院。
- 1889年 シリラート病院附属の医学校が設立。
- 1896年1月 看護学部の前身となる看護学校が設立。
- 1943年 医科大学の設立。
- 1948年 公衆衛生学部の開設。
- 1949年 看護学部の開設。
- 1957年 医療技術学部の開設。
- 1960年 熱帯医学部の開設。
- 1963年 シリラート病院から分離した医学部、歯学部、薬学部、獣医学部からなる医科大学を設立。
- 1965年 理学療法学部の前身となる理学療法学校が設立。
- 1969年 マヒドン・アデゥンヤデート王子の名を冠したマヒドン大学に改称。
- 1972年 医学部から分離した看護学部が開設。
- 1987年 学部生向けの選択科目として音楽科目を設置。
- 1994年 音楽大学(The College of Music)を設立。
- 1999年 理学療法学校が理学療法学部へ昇格。
学部・大学院
編集研究機関
編集カレッジ
編集センター
編集- 国立動物実験センター
- 国立ドーピングコントロールセンター
- マヒドン障害者支援サービスセンター
- Golden Jubilee Medical Center
- 図書館・ナレッジセンター
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日本における協定校
編集- 部局間学術交流協定
関連項目
編集- 医学部があるタイの他の大学
- チュラーロンコーン大学 医学部
- チェンマイ大学 医学部
- コンケン大学 医学部
- プリンス・オブ・ソンクラー大学 医学部
- スラナーリー工科大学 医学部
- タンマサート大学 医学部
- ナレースワン大学 医学部