マリオのピクロス
『マリオのピクロス』(Mario's Picross)は任天堂から1995年3月14日に発売されたゲームボーイ用パズルゲーム。ゲーム開発はエイプとジュピター。プロデューサーは石原恒和。
ジャンル | パズルゲーム |
---|---|
対応機種 | ゲームボーイ |
開発元 |
エイプ ジュピター |
発売元 | 任天堂 |
プロデューサー | 石原恒和 |
シリーズ | ピクロスシリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | ロムカセット |
発売日 | 1995年3月14日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
概要
編集ピクロスシリーズ第1弾。パッケージには「オトナのパズル。」とキャッチコピーが書かれ、シンプルなルールで幅広い年齢層に支持される人気ゲームとなり、世界合計の売り上げでミリオンセラーを記録した。ゲームボーイは発売から6年が経っており後継機[1]が検討されるなどゲーム機としては終焉に向かいつつある中でのヒットとなり、良い物を作ればまだゲームボーイでも売れると石原は開発中のポケットモンスターへの自信を深めることとなった。
探検家(考古学者)に扮したマリオが、古代遺跡の石盤に隠された絵を解読する筋立て。問題では画面左上にマリオの顔が常に表示されており、絵の完成、ミス等に応じて表情を変える。基本は15×15マスの問題で、全256問を収録。
「やさしいピクロス」「キノココース」「スターコース」はそれぞれLEVEL1〜8の各レベルごとにA〜Hの8問ずつで計64問。どの問題からでも遊べる。
ステージ
編集- やさしいピクロス
- 初級問題。LEVEL1は5×5マス、LEVEL2〜6は10×10マスの問題。LEVEL7〜8は15×15だが、片側のマスが8マスまでと変則的である。
- キノココース
- 中級問題。全て15×15の問題。
- スターコース
- 上級問題。キノココースを全問クリアすると遊べる。
- タイムトライアル
- スターコースを全問クリアすると遊べる。制限時間、ヒントルーレットは無く、間違った部分を削っても教えてくれない。問題はランダム。
移植版
編集No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | マリオのピクロス | 2000年3月1日 |
ゲームボーイ | 任天堂 | エイプ ジュピター |
フラッシュロムカセット (ニンテンドウパワー) |
||
2 | マリオのピクロス | 2011年9月21日 |
ニンテンドー3DS | 任天堂 | エイプ ジュピター |
ダウンロード (バーチャルコンソール) |
[2] | |
3 | ゲームボーイ Nintendo Switch Online |
2025年3月7日 2025年3月7日 |
Nintendo Switch | 任天堂 | 任天堂 | ダウンロード | [3][4] |
脚注
編集- ^ ゲームボーイポケットやゲームボーイカラーとは別の物で、マリオのピクロスのヒットにより開発が中断され、ポケットモンスターのヒットで立ち消えとなった。
- ^ “『ピクロス』シリーズの原点『マリオのピクロス』が3DSバーチャルコンソールに登場”. iNSIDE. IID (2011年9月20日). 2025年3月8日閲覧。
- ^ “【3月7日追加】「ファミリーコンピュータ&スーパーファミコン&ゲームボーイ Nintendo Switch Online」追加タイトルが配信開始。”. 任天堂 (2025年3月7日). 2025年3月8日閲覧。
- ^ “『ドンキーコング』『マリオのピクロス』がNintendo Switch Onlineに追加。ゲームボーイ(GB)向けのパズルゲーム2作品が楽しめるように”. ファミ通.com. KADOKAWA (2025年3月7日). 2025年3月8日閲覧。