ミツオシエ科

キツツキ目に属する科のひとつ

ミツオシエ科(ミツオシエか、Indicatoridae)は、鳥綱キツツキ目に分類される科。模式属はミツオシエ属。

ミツオシエ科
ノドグロミツオシエ
ノドグロミツオシエ Indicator indicator
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: キツツキ目 Piciformes
: ミツオシエ科 Indicatoridae
学名
Indicatoridae
和名
ミツオシエ科[1]

分布編集

ミツオシエ属の一部を除いた全種はアフリカ大陸に分布する。

アフリカ大陸インドネシアインド北部、タイネパールパキスタン北東部、ブータンマレーシア

形態編集

全長10 - 20cm。上面は灰色や褐色、緑褐色の羽毛で覆われる。

第1、第4趾が後方に、第2、3趾が前方にある(対趾足)。確認されている限りでは腸内にを分解できるバクテリアを持つ。

卵は白く分厚い殻で覆われる種が多い。

分類編集

以下の分類・英名は、IOC World Bird List (v11.1)に従う[2]。和名は、山階(1986)に従う[1]

生態編集

森林に生息する。

主に昆虫、蝋(カイガラムシ、ハチの巣)を食べる。

繁殖形態は卵生。確認されている限りでは樹洞を巣にする鳥類の巣に、1回に1個の卵を産む(托卵)。孵化した雛は、先が曲がった鋭いで宿主の卵を破壊したり雛を殺し、宿主から与えられる食物を独占する[3]。その後嘴は成長に伴って真っ直ぐになっていく。

人間との関係編集

少なくともノドグロミツオシエは人間を含めた大型動物に鳴き声をあげてミツバチの巣に誘導し、それらにミツバチの巣を破壊させハチの巣や幼虫をおこぼれとして食べる。この行動が和名や英名(honeyguide=蜂蜜案内)の由来になっているが、多くの種では自ら蜂の巣を襲うため、こうした行動は行わない。

出典編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 山階芳麿 「ミツオシエ科」『世界鳥類和名辞典』、大学書林、1986年、311 - 312頁。
  2. ^ Jacamars, puffbirds, toucans, barbets, honeyguides, Gill, F & D Donsker (Eds). 2021. IOC World Bird List (v11.1). https://doi.org/10.14344/IOC.ML.11.1. (Accessed 02 June 2021)
  3. ^ NHK (2018年10月14日). “第569回 進化するだまし合い!鳥の托(たく)卵最前線”. ダーウィンが来た!. NHK. 2019年9月7日閲覧。[出典無効]

関連項目編集