メイダン競馬場
メイダン競馬場(メイダンけいばじょうMeydan Racecourse、アラビア語: مضمار ميدان)はアラブ首長国連邦(UAE)・ドバイにある競馬場である。2010年1月28日開場。
施設情報 | |
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所在地 | ドバイ・メイダンシティ |
座標 | 北緯25度09分22秒 東経55度18分24秒 / 北緯25.15611度 東経55.30667度座標: 北緯25度09分22秒 東経55度18分24秒 / 北緯25.15611度 東経55.30667度 |
開場 | 2010年1月28日 |
所有者 | ドバイレーシングクラブ |
コース | |
周回 | 左回り |
馬場 | 芝・ダート |
2009年まで使用されていたナド・アルシバ競馬場の隣接地に立地。競馬場以外にホテル・ショッピングモール・映画館などを含む複合商業施設「Meydan City」の中核施設となる。
2010年よりドバイワールドカップを始めとするドバイワールドカップミーティングのレースは全て同競馬場で行われる。
施設概要
編集2009年まで使用されていたナド・アルシバ競馬場とは異なり、外が芝コースで一周2,400m。内は一周1,750mで当初ダートコースとなる予定だったが[1]、最終的にはオールウェザー馬場の一種である「タペタ」を導入した[2]。
グランドスタンドは約6万人収容で、中にはホテルが併設される。また船着場も併設され、船で直接競馬場に訪れることが可能となる。駐車場はUAEの国鳥であるファルコン(ハヤブサ)を模した作りとなっており、約10,000台を収容する。
場内ビジョンは三菱電機製オーロラビジョンで高さ10.88m、幅107.52m、面積が約1,169.8m2とスポーツ施設の単独1面のものでは世界最大・最長の映像装置である[3]。
しかし、維持費や管理上の問題でオールウェザーコースが数年以内にダートコースへの転向プランが浮上[4]。2014年5月、メイダングループよりダートコースへ転向されることが発表された[5]。
コース概要
編集芝コース
編集- 1周2,400m、幅員30m
- フルゲート:16頭(仮柵なしの場合)
- 距離設定: 1,200m(直線) / 1,400m / 1,600m / 1,800m / 2,000m / 2,410m / 3,200m
- ※芝2,410mはドバイシーマクラシックでのみ、3,200mはドバイゴールドカップのみで使用。
ダートコース
編集- 1周1,750m、幅員25m
- フルゲート:14頭
- 距離設定: 1,200m / 1,500m / 1,600m / 1,800m / 1,900m / 2,000m
- ※前述の通り、2014年まではオールウェザー馬場だった。
主な競走
編集脚注
編集- ^ The unveiling of Meydan - 2007年5月31日
- ^ Meydan Racecourse to feature Tapeta - thoroughbredtimes.com・2009年9月30日
- ^ 複数ビジョンの合計では2013年に5面設置となった福岡PayPayドームがこれを上回る。
- ^ 日刊スポーツ
- ^ 来年からドバイワールドカップはダートで開催 - netkeiba.com、2014年5月19日閲覧
外部リンク
編集- Dubai Racing Club (英語) - ドバイレーシングクラブ
- メイダンシティ (英語)
- メイダン競馬場 - JRA
- メイダン競馬場 - JRA-VAN
- メイダン競馬場の紹介 - JAIRS