『メカアマト MOVIE』(メカアマト ムービー、原題:Mechamato Movie)は、マレーシアで制作・公開されたCGアニメーション映画。マレーシアのアニメスタジオ・MONSTAによって制作され、アジアを中心に世界中で話題になっている。日本では「東京アニメアワードフェスティバル 2023」にてアニメ オブ ザ イヤー部門アニメファン賞を受賞している。

メカアマト MOVIE
Mechamato Movie
監督 ニザム・ラザク英語版
脚本 ニザム・ラザク
原作 メカアマト
ニザム・ラザク
製作 キー・ヨンピン
ニザム・ラザク
音楽 ユリ・ウォンヌール
バクリ シミー・ロー
主題歌 日本の旗 『ともダチ』 - るーか
制作会社 アニモンスター・スタジオ
アストロ・ショー
配給 マレーシアの旗 アストロ・ショー
インドネシアの旗 CBI ピクチャーズ
日本の旗 イオンエンターテイメント
公開 マレーシアの旗ブルネイの旗 2022年12月8日
インドネシアの旗 2023年3月1日
日本の旗 2024年1月19日
製作国 マレーシア
言語 マレー語
製作費 116分
配給収入 RM35.88 million
次作 メカアマト MOVIE2 (原題)
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ストーリー 編集

ある日、墜落した謎の宇宙船を発見した少年アマトはロボットのメカボットと会う。あらゆるものをハイテク機器にメカナイズする能力を持ったメカボットの新たなマスターになったアマトであったが、メカボットを追って宇宙からやってきた邪悪なエイリアン、グラカカス将軍に狙われる。アマトとメカボットは協力してこのピンチを乗り越える。

主な登場人物 編集

アマト(Amato)
声 - アーマンド・エズラ(日本語吹替:村瀬歩 / 櫻井孝宏 (大人)
本作の主人公。心が優しく、創造的で想像力豊かな少年。メカボットのマスター。
メカボット(Mechabot)
声 - アズラン・ナジル(日本語吹替:松岡禎丞
赤くて強力な球形のロボット。あらゆるものをメカナイズする能力を持つ。パートナーのアマトの指示に従ってメカナイズする。
ピアン(Pian)
声 - イエルハム・イスカンダル(日本語吹替:白石涼子
アマトの親友。
マーラ(Mara)
声 - マリッサ・バルキス(日本語吹替:加藤英美里
車椅子使いの少女。アマトやピアンと同じ学校に通っている。
ディープ(Deep)
声 - ファズリーン・モフド(日本語吹替:大谷理美
アマトの親友で、元気いっぱいの少年。ビデオゲームで遊ぶのが得意。
グラカカス将軍(Grakakus)
声 - ファドリ・モハド・ラウィ(日本語吹替:津田健次郎
本作に登場する、宇宙からやってきた邪悪なエイリアン。

主題歌 編集

「ともダチ」
るーかによるエンディングテーマ。

日本語版制作スタッフ 編集

製作 編集

映画の制作は2019年にはすでに始まっており、そのときモンスタは、映画のカットシーンをフィーチャーした長編映画プロジェクトとしての2020年の計画のビデオでメカアマトの計画を明らかにした。映画の公開が延期された後、最初にアニメシリーズの制作に道を譲るために、映画の制作が一時的に中止された。

公開 編集

『メカアマト MOVIE』は当初2020年に公開予定だったが、2021年に延期された。しかし、新型コロナウイルス感染症のパンデミック状況やワクチン接種の状況が不透明なため、2020年11月または12月から2021年3月、5月または6月と何度か延期された。2021年、そして最終的には2021年末まで。しかし、アニメシリーズよりも早く映画を公開する計画は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックによりキャンセルされ、アニメシリーズはすでに2021年12月に公開される予定のスケジュールに従って開発されていた。 2022年7月8日、ニザムはモンスタがリリース日の決定に向けて取り組んでおり、マレーシア、インドネシア、ブルネイの年末の学校休暇中にリリースされる予定であると発表した。その後、イオンエンターテイメントが配給し、2024年1月19日に日本の映画館で公開されることが決定した。この映画はマレーシア初のアニメーションおよびアストロ・ショー映画として日本で公開される。

脚注 編集

注釈 編集

出典 編集

外部リンク 編集