メモリースポーツは、記憶した能力を披露し競う競技である。Memory Sportsをそのまま直訳し、記憶力競技と呼ばれることもある。イギリス発祥の競技でドイツアメリカオーストラリアアルジェリアなど世界40カ国以上で大会が開催されており、英語名ではMemory Championshipと呼ばれ、日本語では記憶力選手権や記憶力大会と呼ばれることが多い。

近年世界中での急激な競技に発展に伴い、10種競技、5種目競技、1種目競技、1VS1やチームでの対戦形式でも大会が行われており、日本メモリースポーツ協会のホームページによると世界で1000万人以上の競技人口がいると言われている。

日本でも2005年から2019年まで奈良県大和郡山市で記憶力大会が開催されていた。

2014年からは国際大会標準に則ったルールで行われるジャパンオープン記憶力選手権(2017年まで東京フレンドリー記憶力選手権という名称)が開催されている。

対戦形式の大会として2018年からMemory League Championship(MLC)、初心者に優しい1種目の大会として2019年からSpeed Cards Challenge(SCC)が開催されている。

記憶力のみを競うマインドスポーツ(頭脳スポーツ)とも捉えられる。

メモリースポーツを行う競技者のことをメモリーアスリートと呼ぶ。

日本国内でも急激な競技の発展に伴いメモリースポーツを行うチームや地域クラブ、大学サークルなどが続々と誕生している。

世界の大会

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世界記憶力選手権World Memory Championships)は、1991年にトニー・ブザンチェスグランドマスターであるレイモンド・キーンが創設した、人間の記憶技術の向上をテーマとした世界競技大会である。元々2016年途中までWorld Memory Sports Council(WMSC:世界メモリースポーツ協会)が全ての大会の統括を行っていたが、World Memory Sports Council(世界メモリースポーツ協会)が内部分裂する形で、The International Association of Memory(IAM:国際記憶協会)が2016年に発足された。その後、The International Association of Memoryから香港、インドネシア、シンガポールなどの一部の組織が離脱し、Global Alliance Memory of Athletics(GAMA)を新たに発足した。 また2014年からは、IAM管轄下で従来の形式とは異なる1対1の対戦形式5種目で競う、World Memory League Championship(World MLC)も開催されている。World Memory League Championshipも含めると現在4つの世界選手権が存在することになる。世界的なコロナウイルスの流行により、ほとんどの世界選手権は開催されていないが、オンライン対戦型のWorld Memory League Championshipが2022年1月に開催予定。

世界記憶力選手権と各統括団体

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2016年まで世界記憶力選手権(World Memory Championship)はWMSC(World Memory Sports Council)統括の大会のみであったが、WMSC内部や選手と協会間のさまざまなトラブルなどを理由に、WMSC内部から中国とアラビア圏を除くほとんどの組織が離脱し新組織IAM(The International Association of Memory)を立ち上げた。 そのため、2017年には、WMSC統括の世界記憶力選手権とIAM統括の世界記憶力選手権が存在するという複雑な形になった。また、2018年の10月にIAMからアジアの数カ国が離脱し、Global Alliance of Memory Athletics(GAMA)を立ち上げた。そのため2019年にはGAMA統括下での世界記憶力選手権が2019年から開催される予定。 競技内容は、全て10種目で競い、WMSC統括の大会はAbstract Imagesを行うのに対し、IAM統括の大会はRandom Imagesで行う。GAMA傘下の大会についてはさらなる競技種目の変更が行われる予定。 2019年後半には、WMSCが「IAMやGAMAの公認大会に出場した選手は、WMSCの大会への出場を禁ずる」との発表を行ったが、その後コロナウイルスの世界的流行もあり、2021年段階では大会がされていないため実施はされていない。日本メモリースポーツ協会は、WMSC、IAM、GAMAとの全ての組織との提携を結んでいる。

World Memory League Championship(World MLC)

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全米チャンピオンであるネルソン・デリスと豪州チャンピオンでコンピューターエンジニアであるサイモン・オルトンが中心となり、選手だけでなく観客も楽しむことのできる1対1の対戦形式で行うExtreme Memory Tournament(現:World Memory League Championship)を2014年に創設した。その後名称を変え毎年アメリカのサンディエゴでWorld Memory League Championshipを開催している。コンピューターを使用し、1対1の対戦形式で5種目で勝敗を競う。全ての競技で1分で記憶し、4分で回答する方式を取っている。観客席にはモニターがあり、両方の選手が記憶している内容や回答している際の内容と正誤が表示され、試合の流れを見ることができる。大会出場には予選があり、突破した選手のみ参加が可能である。

World Memory League Championshipの競技5種目について

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名称(英語) 競技内容 時間・量 世界記録 世界記録保持者
Cards 1分以内でトランプ52枚を記憶 1分以内・52枚 16.86秒   アレックス・ミュラン
Images 1分以内で写真30枚の順番を記憶 1分以内・30枚 13.91秒   ランス・ツチルハート
Names 1分以内で顔と名前を記憶 1分以内・30人分 60秒   ケイティー・カーモード
Numbers 1分以内で80桁の数字を記憶 1分以内・80桁 17.65秒   アレックス・ミュラン
Words 1分以内で50個の単語を記憶 1分以内・50個 51.31秒   ケイティー・カーモード

World Memory League Championshipの開催地と歴代優勝者について

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開催地 チャンピオン
1 2014   サンディエゴ   サイモン・レインハルド
2 2015   サンディエゴ   ヨハネス・マロー
3 2016   サンディエゴ   サイモン・レインハルド
4 2022 オンライン   アレックス・ミュラン

世界各国での10種競技の大会

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世界記憶力選手権以外にも毎年20以上の国と地域でメモリースポーツの大会が開催されている。ルールは世界記憶力選手権10種目で3日間開催に対し、1種目競技ごとの時間を短縮し10種目を1〜2日間で開催される。

世界各国での大会には、national standardとinternational standardと呼ばれる2種類があり、national standardの方がinternational standardよりも各種目の時間が短い。主に各国レベルの国際大会(オーストラリア選手権や香港選手権など)では、national standardで開催され、大陸レベルの大会(アジア選手権やアラビア選手権など)ではinternational standardで開催されることが多い。

名称(英語) national standard international standard World Memory Championship
Names & Faces 5分 15分 15分
Binary Numbers 5分 30分 30分
Random Numbers 15分 30分 60分
Random Images 5分 5分 5分
Abstract Images 15分 15分 15分
Speed Numbers 5分 5分 5分
Historic/Future Dates 5分 5分 5分
Random Cards 10分 30分 60分
Random Words 5分 15分 15分
Spoken Numbers 100秒 & 300秒 100秒, 300秒 & 550秒 200秒, 300秒 & 550秒
Speed Cards 5分 5分 5分

各種目の世界記録と日本記録

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名称(英語) 名称(日本語) 時間・量 世界記録 世界記録保持者 日本記録 日本記録保持者 備考
One Hour Number 1時間で数字を記憶 1時間 3238桁   アレックス・ミュラン 1624桁 大野 元郎
30min Number 30分で数字を記憶 30分 1933桁   アレックス・ミュラン 890桁 池田 義博
15min Number 15分で数字を記憶 15分 1100桁   アレックス・ミュラン 808桁 三輪 尚毅
Speed Number 5分で数字を記憶 5分 568桁   アレックス・ミュラン 480桁 三輪 尚毅
Spoken Number 英語で読み上げられる数字を聞いて記憶 200,300,550桁 456桁   ランス・ツチルハート 152桁 三輪 尚毅
5min Binary Numbers 二進法の0と1の数字の並びを記憶 5分 1170桁   スー・ゼヘ 1104桁 三輪 尚毅
30min Binary Numbers 二進法の0と1の数字の並びを記憶 30分 6270桁   ムンシュール・ナマンダクフ 2760桁 大野 元郎
10min Cards できるだけ多くのトランプの並びを記憶 10分 493枚
(9.48パック)
  ルクハンヴァドゥラム・エンクフツヤ 432枚
(8.31パック)
三輪 尚毅
30min Cards できるだけ多くのトランプの並びを記憶 30分 1092枚
(21.00パック)
  ムンシュール・ナマンダクフ 468枚(9パック) 小林 瞭
One Hour Cards できるだけ多くのトランプの並びを記憶 1時間 1776枚
(34.15パック)
  ムンシュール・ナマンダクフ 936枚
(18.00パック)
大野 元郎
5min Random Words 単語の羅列を記憶 5分 140語   ヨハネス・マロー 95語 三輪 尚毅
15min Random Words 単語の羅列を記憶 15分 318語   ケイティー・カーモード 129語 青木 健
5min Names and Faces 顔写真と名前を記憶 5分 105名   ケイティー・カーモード 47名 三輪 尚毅
15min Names and Faces 顔写真と名前を記憶 15分 212名   ヤンジャ・ウインターソウル
(ヤンジンダラム・アルタンシュ)
90名 中原 好
Historic Dates 架空の歴史の出来事と年を記憶 5分 133個   アレックス・ミュラン 93個 三輪 尚毅
Abstract Images 抽象的な図形を記憶 15分 624個   エマ・アンダーソン 396個 大野 元郎 WMSCの大会のみ
5min Images 写真の記憶 5分 354個   ヤンジャ・ウインターソウル
(ヤンジンダラム・アルタンシュ)
284個 三輪 尚毅 IAM、GAMA
Speed Cards トランプ一組の並びをできるだけ速く記憶 1組 15.61秒   アレックス・ミュラン 24.66秒 山口 晏平

世界記録は2017年12月3日現在。

世界各国の大会での日本人選手の成績

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10種競技の日本人選手の成績

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大会名 名前 順位 大会当時の得点 現在の得点 備考
2010   World Memory Championship 沢井 健志 103位 1466 966
2011   World Memory Championship 青木 健 85位 1842 1405
中田 智之 96位 1391 1031
田中 雄太 106位 758 562
2012   UK Open Memory Championship 中川 崇 8位 1105 846
  Australian Open Memory Championship 青木 健 準優勝 2307 1861
  World Memory Championship 田中 雄太 71位 83 65
2013   Friendly(Cambridge) Memory Championship 青木 健 3位 2461 1951
  Australian Open Memory Championship 池田 義博 優勝 3543 2861
青木 健 3位 2421 1910
  Hong Kong Open Memory Championship 池田 義博 12位 3319 2650
青木 健 20位 2600 2083
中田 智之 29位 2129 1713
大橋 飛鳥 47位 1073 845
  World Memory Championship 池田 義博 28位 3619 2748
大野 元郎 66位 2150 1645
宮地 真一 83位 1175 900
2014   Hong Kong Open Memory Championship 池田 義博 11位 3642 3074
青木 健 16位 3024 2531
  World Memory Championship 大野元郎 38位 3854 3107
池田 義博 41位 3797 3138
青木 健 136位 2022 1721
2015   Singapore Open Memory Championship 青木 健 13位 2353 1986
  Hong Kong Open Memory Championship 青木 健 35位 2689 2285
  Taiwan Open Memory Championship 青木 健 16位 3094 2626
阿部 博 43位 897 750
  World Memory Championship 大野元郎 40位 4620 3868
青木 健 138位 3050 2561
阿部 博 266位 1202 1034
2016   Philippines Open Memory Championship 青木 健 6位 2831 2627
  Hong Kong Open Memory Championship 青木 健 37位 2655 2475
平田 直也 53位 1795 1639
阿部 博 88位 979 896
  World Memory Championship 阿部博 200位 2495 2373
2017   Korea Open Memory Championship 青木 健 20位 2987 2836
平田 直也 21位 2977 2840
阿部 博 88位 845 797
中川 計三 113位 746 702
  Philippines Open Memory Championship 青木 健 12位 2495 2373
  Korea National Memory Championship 青木 健 6位 1449 5種目・問題は韓国語のみ
  Asia Memory Championship 青木 健 60位 2977 2790
外村 鮎太 130位 714 696
  Singapore Open Memory Championship 青木 健 13位 3075 2909
阿部 博 39位 1496 1425
  Taiwan Open Memory Championship 大野 元郎 優勝 3282 3120
青木 健 4位 2942 2774
上長広和 11位 1662 1561
  Australian Open Memory Championship 青木 健 4位 3423 3425
  World Memory Championship 大野 元郎 18位 4424 4144
上長広和 73位 1770 1636
阿部 博 87位 1186 1111
中原 好 92位 1059 979
外村 鮎太 106位 686 652
2018   Korea National Memory Championship 青木 健 6位 1545 5種目・問題は韓国語のみ
  Korea Open Memory Championship 平田直也 22位 3443 3443
青木 健 28位 2883 2883
高岡 柚月 55位 1462 1462
阿部 博 64位 1269 1269
  Asia Open Memory Championship 青木 健 33位 2817 2817
和田 真幸 86位 1100 1100
  Australian Open Memory Championship 大野 元郎 優勝 3680 3595
青木 健 5位 2329 2248
中原 好 6位 2118 2044
阿部 博 11位 645 607
  World Memory Championship (WMSC) 大野 元郎 81位 3904
中原 好 207位 1875
阿部 博 240位 535
2019   Asia Memory Championship 大野 元郎 13位 4309 4309
中原 好 28位 3047 3047
小林 瞭 30位 2996 2996
青木 健 43位 2499 2499
高岡 柚月 51位 1977 1977
  World Memory Championship (IAM) 大野 元郎 19位 4101
中原 好 25位 3531
  World Memory Championship (GAMA) 大野 元郎 4位 4633
中原 好 14位 3556

※大会の得点は世界記録を元に毎年種目ごとに見直しがされるため、大会当時の得点と現在の得点は異なる場合があり、それにより当時下位だった選手が上位だった選手を現得点で上回ることがある。

Memory League Championship(5種目)の日本人選手の成績

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大会名 名前 順位 備考
2020 Remote Memory League Championship 小林 瞭 ベスト16
土屋 一輝 ベスト16
荒井 佳織 ベスト24
2021 Pan-American Memory League Championship 小林 瞭 準優勝
三輪 尚毅 ベスト8
山口 晏平 ベスト16
Asia-Oceanian Memory League Championship 小林 瞭 ベスト8
三輪 尚毅 ベスト16
African-European Memory League Championship 小林 瞭 ベスト4
三輪 尚毅 ベスト16
山口 晏平 ベスト16
外園 清香 ベスト16
2022 Memory League World Championship 小林 瞭 ベスト5
三輪 尚毅 ベスト5
山口 晏平 ベスト8

※大会本戦に進出した選手のみ掲載

日本の大会

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日本のメモリースポーツの大会は、2005年に奈良県の大和郡山市で始まった記憶力大会が始まりとされており、その後2014年にメモリースポーツの日本チャンピオンである青木健を中心に日本メモリースポーツ協会が設立された。現在開催されているメモリースポーツの大会については、年に1度開催される奈良県の大和郡山市の記憶力大会を除き、国際大会などの予選などを含め全て日本メモリースポーツ協会の管轄下で大会が行われている。

記憶力大会

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奈良県の大和郡山市で町おこしの一環として開催され、町おこしを目的としたイベント。「自慢の部」、「競技の部」、「記憶力日本選手権大会」の3部門で構成される。

自慢の部
円周率路線名時事問題乗り物・物の名前など、物事の大量な情報の記憶を、披露するマニアック的な部門。
競技の部
子供からお年寄りまで誰でも参加でき、暗記しクイズ形式で解答する一般競技の部門。
記憶力日本選手権大会
世界記憶力選手権を模倣して作られた大会であり、このルールを参考にして日本一の記憶能力者の称号を争う。世界記憶力選手権を含む国際大会と記憶力日本選手権を開催する組織が全く異なるため、記録だけでなく世界ランキングや国内ランキングなどにも反映されない。そのため、日本選手権で優勝すると世界選手権の出場参加資格がもらえるということではない。2020年度から新型コロナウイルスの流行などを契機に記憶力日本選手権大会は廃止されることになり、新たに頭脳スポーツの部を新設することになった。

日本国内ルール

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世界記憶力選手権大会公式ルールを参考にした独自のルールで行う。

競技5種目

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世界記憶力選手権大会の10種目より5種目を抜粋。

「顔と名前」
ルール:15分間で暗記し、30分間で解答する。
63人分の人物の顔写真を記憶する。
※2010年までは99人分の人物の顔写真・姓・名であった。
「スピードカード」
ルール:5分間で暗記し10分間で解答する。
シャッフルしたトランプの順番を記憶する。
※2014年より、タイムに応じて得点が加算されるようになった。
「無作為の単語」
ルール:15分間で暗記し、30分間で解答する。
10個のランダム単語の組合せを20セット、合計200個の単語を記憶する。
※2011〜2013年までは、10個のランダム単語の組合せを10セット、合計100個の単語であった。
「数字記憶」
ルール:5分間で暗記し、10分間で解答する。
10個のランダムな数字(0から9)の順番を20セット、合計200個の数字を記憶する。
※2010年までは250個の数字、2011〜2013年までは合計150個の数字であった。
「架空の年表」
ルール:100個の架空の出来事とそれに対応する年号を記憶する。
※2013年までは「短文記憶」が行われていたが、2014年より「架空の年表」に変更された。

総合成績

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総合チャンピオン 総合準優勝 総合3位 青年の部優勝 成人の部優勝 年長の部優勝 優勝者得点 大会平均得点
1 2005 山下 善弘 非公開 非公開 坪村 舞子 山下 善弘 156 86.3
2 2006 藤本 忠正 非公開 非公開 東浦 加奈 藤本 忠正 230 116.8
3 2007 沢井 健志 非公開 非公開 中田 加奈子 沢井 健志 273 154.4
4 2008 沢井 健志 非公開 非公開 中田 加奈子 沢井 健志 275 133.4
5 2009 沢井 健志 非公開 非公開 濱田 征邦 沢井 健志 永井 義人 272 144.6
6 2010 中田 智之 吉井 克英 沢井 健志 眞鍋 雅成 中田 智之 中川 計三 非公開
7 2011 中田 智之 青木 健 沢井 健志 眞鍋 雅成 中田 智之 阿部 博 384 214.2
8 2012 青木 健 中田 智之 吉井 克英 濱田 征邦 青木 健 阿部 博 443 248.5
9 2013 池田 義博 澤田 亮人 青木 健 真鍋 雅成 池田 義博 阿部 博 475 241.3
10 2014 池田 義博 青木 健 澤田 亮人 西口 茉莉花 池田 義博 阿部 博 437 164.7
11 2015 池田 義博 大野 元郎 青木 健 劉 之源 池田 義博 高見 忠 460 204.5
12 2016 大野 元郎 青木 健 西口 茉莉花 西口 茉莉花 大野 元郎 阿部 博 426 184
13 2017 池田 義博 平田 直也 大野 元郎 劉 之源 池田 義博 阿部 博 355 194.6
14 2018 池田 義博 平田 直也 青木 健 三輪 尚毅 池田 義博 阿部 博 405 186.8
15 2019 池田 義博 平田 直也 三輪 尚毅 三輪 尚毅 池田 義博 高見 忠 416 145.3

※2020年以降の記憶力日本選手権大会は大会そのものが廃止、消滅した。新型コロナウイルスのパンデミックにより、これまでの形式での開催継続が難しくなったことも、廃止の理由の一つとなった。

Japan Open Memory Championships(ジャパンオープン記憶力選手権)

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ジャパンオープン記憶力選手権Japan Open Memory Championships)は、10種競技の日本一のメモリーアスリートを決める大会である。2012年度の記憶力日本選手権大会の優勝者である青木健東京フレンドリー記憶力選手権Tokyo Friendly Memory Championships)を、メモリースポーツの発展と各国選手ならび関係者の親交を深めることを目的に、創設したが、競技人口の増加や国際組織公認の日本チャンピオンを決定する大会がなかったため、2018年度より名称が変更になった。

奈良県で毎年開催される記憶力日本選手権大会とは異なり、国際的な大会のため日本語以外の言語にも対応しているため、外国人選手の参加も可能である。毎年、韓国、中国、シンガポール、インドネシア、ドイツ、アメリカなど世界中から選手が参加している。また、2016年まではWorld Memory Sports Council(WMSC:世界記憶競技協議会)公認の大会であったため、本大会での成績は、WMSC発表の世界ランキングに反映されていた。2017年の大会からIAMの公認の大会になり、IAM発表の世界ランキングに反映されるようになった。

総合成績

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総合チャンピオン   日本
チャンピオン
シニアチャンピオン アダルトチャンピオン ジュニアチャンピオン キッズチャンピオン Best Rookie
1 2014   Yudi Lesmana 池田 義博   Yudi Lesmana   Miguel Iseah Landicho   Rommel Landicho Jr.
2 2015   池田 義博 池田 義博   阿部 博   池田 義博   西口 茉莉花
3 2016   Huang Shenghua 松尾 卓彦   阿部 博   Huang Shenghua   Chen Zhiqiang   Yan Jiashuo
4 2017   Linqi Yan 平田 直也   中川 計三   Linqi Yan   村井 清寛
5 2018   Yanjaa Wintersoul 平田 直也   阿部 博   Yanjaa Wintersoul   Jamyla D. Lambunao   Ko Yun Ji   高柳 一馬
6 2019   Zhang Lingfeng 平田 直也   阿部 博   Zhang Lingfeng   Shafa Annisa Rahmadani ARIANATA  高岡 柚月   小林 瞭
7 2020 中止 
8 2021 中止 
※シニア:60歳以上 アダルト:18〜59歳 ジュニア:13〜17歳 キッズ:12歳以下
※Best Rookieのタイトルは2017年より追加された。

Friendly Memory Championships(フレンドリー記憶力選手権)

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2018年から開催されている5種目(顔と名前、無作為の単語、イメージ、スピードナンバー、スピードカード)の大会であり、第一回は東京で開催された。 従来の10種目の大会は、選手にとっての負担や競技への参加するハードルが高いが、5種目で開催されるため比較的参加しやすい大会になっている。 5種目のためIAM発表の世界ランキングには反映されないがスコアはオンライン上に掲載され、日本メモリースポーツ協会の5種目の日本ランキングには反映される。 ジャパンオープン記憶力選手権と同様に、国際的な大会のため日本語以外の言語にも対応しているため、外国人選手の参加も可能である。

総合成績

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開催地 総合チャンピオン シニアチャンピオン アダルトチャンピオン ジュニアチャンピオン キッズチャンピオン
1 2018 東京都大田区   平田 直也   阿部 博   平田 直也   三輪尚毅   高岡 柚月

Japan Memory League Championship(Japan MLC)

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日本チャンピオンの青木健とオーストラリアチャンピオンのサイモン・オルトンを中心にメモリースポーツのオンラインサイトMemory Leagueを使用した大会が2018年に初めて開催された。 各国のチャンピオンなどの招待選手と国内予選を通過した選手で優勝を競う。各選手は他の大会と異なりプレイヤー名でプレイする。 コンピューターを使用し、1対1の対戦形式で5種目で勝敗を競う。全ての競技で1分で記憶し、4分で回答する方式で行う。 観客席にはモニターがあり、両方の選手が記憶している内容や回答している際の内容と正誤が表示され、試合の流れを見ることができる。 またインターネットで実況つきのライブ配信も行っており、一般向けにわかりやすい解説をおこなっている。

成績

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チャンピオン 準チャンピオン 3位 4位
1 2018   Naoya   Anastasia Woolmer   funDunFish   hiro
2 2020   koba   Johannes Mallow   Naoya   Kazuki
3 2021   koba   Yas   Sayaka Hokazono   Naoya
4 2022   Yas   koba   Sayaka Hokazono   Kazuki
5 2023   Yas   Sayaka   Rizu   kaoritchi

Speed Cards Challenge(SCC)

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従来のメモリースポーツは10種目と初心者にとって非常にハードルが高いため、メモリースポーツの花形種目であるスピードカードのみ1種目で競う大会が2019年から新設された。 通常では1大会で2回までしかチャレンジできないが、本大会では5回までチャレンジが可能となっている。 各大会では”単発記録”と”平均記録”の2種類でランキングを決めるため、スピード型の選手、安定型の選手どちらにもチャンスがある大会になっている。 "単発記録"は5回のうちの一番良い成績の記録が反映され、"平均記録"は一番良い記録と一番悪い記録を除いた3回の記録の平均がスコアとなる。 トランプ記憶1種目のSCCは、10種目のジャパンオープンや5種目のJapan MLCのようにチャンピオンを決める大会があるのではなく、 各年の終了時点の成績で単発記録と平均記録の日本チャンピオンを決定する方式を取っている。

日本チャンピオン

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単発記録日本チャンピオン 平均記録日本チャンピオン
名前 タイム 名前 タイム
2019 平田 直也 40.80 平田 直也 49.53
2020 小林 瞭 28.09 山口 晏平 46.24
2021 山口 晏平 24.66 小林 瞭 26.12
2022 山口 晏平 25.51 土屋 一輝 48.80

日本人選手の世界ランキング

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日本人選手のランキング(10種目) TOP10(2022年終了時点)

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世界の協会や統括団体の内紛による分裂により、ランキングの算出方法がまちまちになり、2022年現在10種競技のみでも世界ランキングも複数存在する複雑な状態になっている。コロナウイルスの世界的流行により、現在ランキングの更新は停止している。

GAMAの日本ランキング IAMの日本ランキング WMSCの日本ランキング
日本ランク 世界ランク 名前 Score Competition 日本ランク 世界ランク 名前 Score Competition 日本ランク 世界ランク 名前 Score Competition
1 23 三輪 尚毅 6221 Asia Open 2023 1 14 三輪 尚毅 7059 Egypt Open 2022 1 250 池田 義博 4052 Tokyo Friendly Open 2015
2 82 大野 元郎 4633 WMC 2019 2 102 大野 元郎 4243 Asia Open 2019 2 296 大野 元郎 3915 WMC 2015
3 182 平田 直也 3823 Japan Open 2019 3 147 平田 直也 3944 Japan Open 2019 3 803 青木 健 2796 Taiwan Open Adult 2015
4 230 池田 義博 3568 Japan Open 2015 4 191 池田 義博 3674 Japan Open 2015 4 1197 中田 智之 2126 Tokyo Friendly Open 2014
5 231 中原 好 3556 WMC 2019 5 227 中原 好 3531 IAM WMC 2019 5 1416 中原 好 1835 WMC 2018
6 364 青木 健 3110 Australian Open 2017 6 293 青木 健 3187 Australian Open 2017 6 1497 平田 直也 1747 Hong Kong Open 2016
7 412 小林 瞭 2996 Asia Open 2019 7 368 小林 瞭 2950 Asia Open 2019 7 1625 澤田 亮人 1596 Tokyo Friendly Open 2014
8 622 小萩沢 健 2492 Asia Open 2023 8 694 上長 広和 2201 Japan Open 2018 8 1908 松尾 卓彦 1302 Tokyo Friendly Open 2016
9 808 上長 広和 2142 Japan Open 2018 9 781 高木 健志 2039 Japan Open 2018 9 1923 阿部 博 1288 Tokyo Friendly Snr 2016
10 887 高木 健志 2007 Japan Open 2018 10 790 奥野 瑛 2026 Japan Open 2019 10 2159 西口 茉莉花 1081 Tokyo Friendly Open 2016

日本人選手のランキング(5種目 Memory League) TOP10(2021年)

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1VS1のバトル形式であるメモリースポーツの世界リーグであるMemory Leagueでも世界ランキングが公開されている。

日本ランク 世界ランク プレイヤー名 名前 ポイント
1位 7位 koba 小林 瞭 10699
2位 9位 Sayaka Hokazono 外園 清香 10550
3位 10位 Yas 山口 晏平 10546
4位 13位 Naoki Miwa 三輪 尚毅 10353
5位 22位 Naoya 平田 直也 9606
6位 41位 Yuzuki 高岡 柚月 8600
7位 47位 Kazuki 土屋 一輝 8482
8位 59位 Takeru Aoki 青木 健 8130
9位 75位 kaoritchi 荒井 佳織 7833
10位 87位 Rizu 高岡 里朱 7512
2021年10月8日現在。

チャンピオン

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日本チャンピオン

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2005年から2019年まで奈良県大和郡山市主催で開催されていた記憶力日本選手権大会(2019年をもって廃止)、 2014年からIAMの下部組織(2016年までWMSC)の日本メモリースポーツ協会(JMSC)主催で開催されているジャパンオープン記憶力選手権、 日本国内外のIAM統括下で開催されるMLCの日本大会、スピードカードのみで競う大会であるSCC(単発・平均)が存在する。



ジャパンオープン記憶力選手権 Japan MLC SCC(単発記録) SCC(平均記録) 記憶力日本選手権大会
種目数 10種目 5種目(Memory League) 1種目 1種目 5種目
主催団体 WMSC・IAM・GAMA・JMSC IAM・JMSC JMSC JMSC 大和郡山市
2005 山下 善弘
2006 藤本忠正
2007 沢井 健志
2008 沢井 健志
2009 沢井 健志
2010 中田 智之
2011 中田 智之
2012 青木 健
2013 池田 義博
2014 池田 義博 池田 義博
2015 池田 義博 池田 義博
2016 松尾 卓彦 大野 元郎
2017 平田 直也 池田 義博
2018 平田 直也 Naoya (平田 直也) 池田 義博
2019 平田 直也 不開催 平田 直也 平田 直也 池田 義博
2020 中止 koba(小林 瞭) 小林 瞭 山口 晏平
2021 中止 koba(小林 瞭) 山口 晏平 小林 瞭
2022 中止 Yas(山口 晏平) 山口 晏平 土屋 一輝

世界チャンピオン

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メモリースポーツの発展に伴い、様々な主催団体下での記憶力選手権が世界各国で開催されるようになってきている。 国レベルの大会や大陸レベルの大会、世界選手権など様々なレギュレーション下で複数開催されているため、チャンピオンに関しても複数名存在している。

現在世界レベルの大会はWorld Memory Sports Council(WMSC)とInternational Association of Memory(IAM)とGlobal Alliance of Memory Athletics(GAMA) IAM統括下で行われる1対1形式の大会であるMemory Leagueの4つ存在しており、それぞれで世界チャンピオンを決める大会が開催されている。

 
最多の8回優勝を達成したドミニク・オブライエン(右)


WMSCチャンピオン IAMチャンピオン Memory Leagueチャンピオン
1991   ドミニク・オブライエン
1992
1993   ドミニク・オブライエン
1994   ジョナサン・ハンコック英語版
1995   ドミニク・オブライエン
1996   ドミニク・オブライエン
1997   ドミニク・オブライエン
1998   アンディ・ベル英語版
1999   ドミニク・オブライエン
2000   ドミニク・オブライエン
2001   ドミニク・オブライエン
2002   アンディ・ベル
2003   アンディ・ベル
2004   ベン・プリッドモア英語版
2005   クレメンス・マイヤー英語版
2006   クレメンス・マイヤー
2007   グンター・カールステン英語版
2008   ベン・プリッドモア
2009   ベン・プリッドモア
2010   ワン・フェン英語版
2011   ワン・フェン
2012   ヨハネス・マロー英語版
2013   ヨナス・ヴァンエセン英語版
2014   ヨナス・ヴァンエセン   サイモン・レインハルド
2015   アレックス・ミュラン英語版  ヨハネス・マロー英語版
2016   アレックス・ミュラン   サイモン・レインハルド
2017   ムンシュール・ナマンダクフ   アレックス・ミュラン

日本国内のチーム・クラブ

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競技の発展に伴いチームやクラブも続々と誕生している。

日本メモリースポーツ協会に登録されているチーム・クラブは以下の通り。

  • Brain Sports Academy(BSA)
  • MSC青山学院大学メモリースポーツサークル
  • 一橋大学記憶 キューブサークルhimecury
  • 与野ルービックキューブサークル YRCC
  • 東京大学メモリースポーツ同好会
  • 東京くるくる会
  • 京大メモリースポーツ同好会

メディア

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テレビ
限界突破!全力記憶〜華麗なるメモリースポーツの世界〜
NHK総合:2020年8月11日 、競技に関する内容やメモリースポーツに必要な記憶術などを72分間詳しく放送した。
地球リアル
NHK BS1:2020年3月18日 、三鷹SCC 2020の様子を高岡柚月選手、原正平選手に密着して放送した。
ミライ☆モンスター
フジテレビ:2019年2月24日 、Japan MLC 2018の様子を平田直也選手に密着して放送した。
ワンダー×ワンダー
NHK:2010年2月6日、2011年2月12日[1]
2010年2月には第18回ロンドン大会の模様を、2011年2月には第19回中国大会の模様を放送した。
ラジオ
中野浩一のフリートーク
TBSラジオ:2019年4月20日
日本メモリースポーツ協会の青木氏と中野浩一氏が対話形式でメモリースポーツについて話をした。
F.L.A.G.
FMヨコハマ:2018年3月16日、2020年3月20日
F.L.A.G.リポーターがメモリースポーツに挑戦した。
世の中面白研究所
R1 NHKラジオ第1:2012年2月13日[2]
第8回記憶力日本選手権大会の模様を放送した。

脚注

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  1. ^ 世界記憶力選手権”. NHK (2010年2月6日). 2010年2月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月1日閲覧。
  2. ^ 記憶力増強計画”. NHK (2012年2月13日). 2013年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月1日閲覧。

関連文献

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  • オブライエン, ドミニク 著、梶浦真美 訳『記憶に自信のなかった私が世界記憶力選手権で8回優勝した最強のテクニック』エクスナレッジ、2012年7月、272頁。ISBN 978-4-7678-1421-6  - 原タイトル:You Can Have an Amazing Memory.
  • カールステン, グンター 著、荒井恵子 訳『記憶力世界チャンピオンカールステン博士の頭がよくなる勉強法 単語・歴史・公式・数字がすばやく覚えられる驚異のテクニック』こう書房、2010年9月、194頁。ISBN 978-4-7696-1036-6  - 原タイトル:Lernen wie ein Weltmeister: Zahlen, Fakten, Vokabeln schneller und effektiver lernen.
  • フォア, ジョシュア 著、梶浦真美 訳『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由(わけ)』エクスナレッジ、2011年7月、367頁。ISBN 978-4-7678-1180-2  - 原タイトル:Moonwalking with Einstein.

関連項目

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外部リンク

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