ヨウシトラ(楊氏虎、Panthera youngi)は、中国周口店から化石として発見されたネコ科の大型肉食動物である。更新世(約35万年前)に生息していた。

ヨウシトラ
地質時代
更新世
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ネコ目 Carnivora
: ネコ科 Felidae
: ヒョウ属 Panthera
: ヨウシトラ P. youngi
学名
Panthera youngi
Pei1934
和名
ヨウシトラ

特徴編集

トラより大型で、下顎骨に特徴があるとされる。ただ大型といっても、現生トラの変異の範囲内であり、本種の有効性に疑問を呈する意見もある[1]。一方で、ホラアナライオンと同一種だとする意見もある[2]

分布編集

中国の周口店の他に、日本の秋吉台樋之津採石場で産出している[3]

脚注編集

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  1. ^ 河村善也「秋吉台を中心とした西日本と近隣の大陸の第四紀哺乳動物相の関連」『哺乳類科学』第49巻第1号、2009年、 101-109頁、 doi:10.11238/mammalianscience.49.101
  2. ^ Harington, C. R. (1969). “Pleistocene remains of the lion-like cat (Panthera atrox) from the Yukon Territory and northern Alaska”. Canadian Journal of Earth Sciences 6 (5): 1277–1288. doi:10.1139/e69-127. 
  3. ^ Shikama & Okafuji「On Some Choukuotien Mammals from Isa, Yamaguchi Prefecture, Japan」『横浜国立大学理科紀要. 第二類, 生物学・地学』第9巻、1963年、 51-58頁。