ヨウラクツツジ属(ようらくつつじぞく、瓔珞躑躅属、Menziesia)はツツジ科の一つ。

ヨウラクツツジ属
ガクウラジロヨウラク
(福島県会津駒ヶ岳・2010年7月)
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ツツジ目 Ericales
: ツツジ科 Ericaceae
: ヨウラクツツジ属 Menziesia
学名
Menziesia J.E.Smith
  • 本文参照

なお、本属は、近年の分子系統学的解析とそれに基づく形態的特徴の再検討の結果、同科のツツジ属に含められている[1]

特徴 編集

高さ1-2mになる落葉低木で、枝は細く、よく分枝し、は枝に互生する。は束状に長い花柄をもって下垂するが、果期には上向きになる。花冠はつぼ形、狭鐘形、筒型で、花冠の先が4-5裂する。

日本には7-8種、北アメリカには2種知られている。

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参考文献 編集

脚注 編集

  1. ^ 倉重祐二 (2017)「ツツジ科ツツジ属」『改訂新版 日本の野生植物 4』p.232