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リシア輝石(リシアきせき、spodumene、スポジュメンリチア輝石[1])とは、ペグマタイトから産出されるペグマタイト鉱物の一種(ケイ酸塩鉱物)であり、リチウムアルミニウムを含む単斜輝石

リシア輝石
リシア輝石
分類 ケイ酸塩鉱物 (イノケイ酸塩鉱物)
化学式 LiAlSi2O6
結晶系 単斜晶系
へき開 二方向に完全
モース硬度 6.5 - 7
光沢 ガラス光沢
透明薄紫
条痕 無色
比重 3.16 - 3.20
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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目次

成分編集

化学組成は LiAlSi2O6不純物アルミニウム原子置換されることにより様々な色を示す。モース硬度は 6.5 - 7 、比重は 3.16 - 3.20。

産出地編集

用途編集

工業的には、リチウム電池などでリチウムの使用量が増大しているため、リシア輝石はそのリチウム資源として重要視されている。また、宝石としても扱われる。宝石については下記を参照。

宝石編集

美しい色のリシア輝石は、カットされたものが宝石として扱われる。傾向として色付きの物が人気が高いが、無色のものでもカットされ販売されている。

特徴編集

桃色の彩色はマンガンイオンに、緑色の彩色はクロムイオンの色中心、または鉄イオンとマンガンイオンにそれぞれ起因し、黄色の彩色は未知の構造による色中心であり、一部の石はシャトヤンシーを示す。宝石として扱う場合、割れやすいので加工や取り扱いには十分な注意が必要。また、色中心による着色のものは退色性があり、光に対しても特別な配慮を要する。

種類編集

桃色や紫色のものはクンツァイト (kunzite) 、黄緑色や緑色のものはヒデナイト (hiddenite) 、黄色のものはトリフェイン (triphane) という。

産出地編集

主な産地はブラジルアメリカ合衆国カナダメキシコロシア連邦スウェーデンオーストラリアアフガニスタンパキスタンなど。

その他編集

トリフェーンはブラジルで1877年に、ヒデナイトはアメリカで1879年に、クンツァイトは1902年にそれぞれ発見された。トリフェインという名前はギリシャ語三つの顔を意味し、ヒデナイトは、アメリカの鉱物学者であるウイリアム・アール・ヒデンに、クンツァイトは、同じくアメリカの宝石学者であるジョージ・フリードリヒ・クンツ博士(男爵)(en)に因む。

脚注編集

参考文献編集

関連項目編集

外部リンク編集