リュウキュウテングコウモリ

哺乳類の一種

リュウキュウテングコウモリ(琉球天狗蝙蝠、Murina ryukyuana)は、哺乳綱コウモリ目(翼手目)・ヒナコウモリ科テングコウモリ属に分類されるコウモリの一種。

リュウキュウテングコウモリ
保全状況評価
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))

絶滅危惧IB類 (EN)環境省レッドリスト
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 翼手目 Chiroptera
: ヒナコウモリ科 Vespertilionidae
: テングコウモリ属 Murina
: リュウキュウテングコウモリ
M. ryukyuana
学名
Murina ryukyuana 
Maeda and Matsumura, 1998
和名
リュウキュウテングコウモリ
英名
Ryukyu tube-nosed bat

分布

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南西諸島沖縄島徳之島奄美大島)に分布する[1]

1997年10月に沖縄島のヤンバル地区の森林にてヤンバルホオヒゲコウモリとともに初めて発見された[1][2]

特徴

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前腕長35.5-38mm、頭胴長45-55mm、尾長35-45mm、体重5-10g[1][2]。体色は黒褐色で、近縁のコテングコウモリよりも体毛が黒っぽい[1]

樹洞を昼間の隠れ家とする。

発見例が少なく、形態や生態に関しては謎が多い。

関連項目

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参考文献

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  1. ^ a b c d 阿部永・石井信夫・伊藤徹魯・金子之史・前田喜四雄・三浦慎悟・米田政明『日本の哺乳類 改訂版』東海大学出版会、2005年7月20日。ISBN 4-486-01690-4 
  2. ^ a b 小宮輝之『フィールドベスト図鑑 日本の哺乳類』学習研究社、2002年3月29日。ISBN 4-05-401374-0