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レンフェ594系気動車(スペイン語: Serie 594 de Renfe)又はTRD(Tren Regional Diésel)はスペインの国営鉄道会社レンフェが電化されていない地方路線の輸送改善のために導入した気動車である。

Serie 594 de Renfe
RNTRD001.JPG
基本情報
製造所 CAF
アドトランツ
主要諸元
編成 2両編成 (M+M)
軌間 1,435mm(200番台 軌間可変対応) - 1,668 mm
最高運転速度 160 km/h
設計最高速度 160 km/h
起動加速度 0.8 km/h/s
減速度(常用) 1.0 km/h/s
減速度(非常) 1.1 km/h/s
編成定員 126
編成重量 97t
最大寸法
(長・幅・高)
(47,348) ×2,966×3,970mm
( ) 内は編成長。
駆動方式 Modelo D 2866 LUE 602
編成出力 1200 kW(300 kW×4)
保安装置 ASFA
ASFA DIGITAL
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概要編集

594系気動車はアセア・ブラウン・ボベリ・スカンディヤ社(ABB Scandia 後にアドトランツによって吸収され、アドトランツ自身もボンバルディアに吸収される)が開発製造しデンマーク国鉄が導入したIC3を基本としている。レンフェ導入の際はTRDと呼ばれるローカル路線輸送用に設計されCAFにより製造された。1980年代に導入された、古い592系593系と比較すると最高速度160km/hへの走行性能の向上やモダンなインテリアなど新しい機能が付加されている。デンマーク国鉄やイスラエル鉄道などに導入された編成と異なり、連接台車装備の3両固定編成ではなく、中間の付随車を除いたボギー台車装備の2両単位の編成を組んでいる。

1次車基本番台(594-000~016)16編成が1997年に2次車100番台(594-101~107)7編成が2001年にそれぞれ導入されている。2次車は1次車と異なり、CAFが開発したSIBI tiltと呼ばれる強制車体傾斜システムを装備している。あらかじめ、曲線区間に入る前に曲線を予測し、曲線区間で車体傾斜装置を作動させて通過することが可能である。最大5編成、10両まで制御可能となっている。1次車より1編成(594-003)が後に100番台(594-108)に改造され、編入されている。編成を併結する際はIC3の特徴である、収納出来る運転台と前面に装備されている幌が活用され、広い通路が確保出来る。

基本番台より2編成(594-009・016)がCAF製の軌間可変車軸を装備する改造を受け、200番台に改番されている。(594-201・202)この2編成は現在、サラゴサ=デリシアス駅ハカ間で運用されており、サラゴサウエスカ間は標準軌の高速新線上をウエスカからハカまでは広軌を走行し異なる軌間を直通する。

現在594系は基本番台が13編成、車体傾斜車両である100番台が8編成、軌間可変車両である200番台が2編成の合計23編成が運用されている。2007年より23編成全てで、機器更新が行われ故障の原因となる機器やコンプレッサーの交換、再配置が開始され、2008年には車両前面や車内の更新が行われている。

 
車体更新後のクラス594

外部リンク編集