レーバーカップ

レーバーカップ（Laver Cup）は、2017年から毎年^{[* 1]}全米オープンの2週間後に開催されるチーム・ヨーロッパ（欧州選抜）とチーム・ワールド（欧州以外の世界選抜）による男子テニスの団体戦である。ロジャー・フェデラーのマネジメント会社TEAM8やテニス・オーストラリア（英語版）、USTAなどが共同で設立^[1]^[2]。大会名はオーストラリア出身で2度の年間グランドスラムを達成したロッド・レーバーからつけられた^[2]。

2019年の第3回からはATPツアーの公式戦として行われている^{[* 2]}^[3]^[4]。

歴史編集

2016年1月、TEAM8やテニス・オーストラリア（英語版）などが共同で大会の計画を発表^[5]。翌年9月にチェコ・プラハのO2アリーナで第1回が開催された^[6]。2020年はアメリカ・ボストンで行われる予定だったが、全仏オープンの日程変更を受け2021年に延期^[7]。2022年はイギリス・ロンドンで開催された^[8]。

3日間でシングルス9試合、ダブルス3試合の計12試合実施。試合形式は3セットマッチで、第3セットは10点先取のマッチタイブレーク。1試合勝利するごとに、初日は1ポイント、2日目は2ポイント、3日目は3ポイントがチームに与えられ、先に13ポイント獲得したチームが勝利となる^{[* 3]}^[9]。

年	勝利チーム	スコア	敗戦チーム	開催都市	会場
2017	チーム・ヨーロッパ	15–9	チーム・ワールド	チェコ・プラハ	O2アリーナ
2018	チーム・ヨーロッパ	13–8	チーム・ワールド	アメリカ・シカゴ	ユナイテッド・センター
2019	チーム・ヨーロッパ	13–11	チーム・ワールド	スイス・ジュネーヴ	パレクスポ（英語版）
2021	チーム・ヨーロッパ	14–1	チーム・ワールド	アメリカ・ボストン	TDガーデン
2022	チーム・ワールド	13–8	チーム・ヨーロッパ	イギリス・ロンドン	O2アリーナ
2023				カナダ・バンクーバー	ロジャーズ・アリーナ
2024				ドイツ・ベルリン	メルセデス・ベンツ・アレーナ