ロータス・イーターズ

イギリスのポップバンド、1982年結成

ロータス・イーターズ(The Lotus Eaters)は、イギリスニュー・ウェイヴポップバンド1982年リヴァプールにて結成。

ロータス・イーターズ
The Lotus Eaters
出身地 イングランドの旗 イングランド リヴァプール
ジャンル ニュー・ウェイヴ
インディー・ポップ
ソフィスティ・ポップ
活動期間 1981年 - 1985年
2002年 -
レーベル アリスタチェリーレッド
共同作業者 ワイルド・スワンズ、ペイル・ファウンテンズ
メンバー ピーター・コイル
ジェレミー・"ジェム"・ケリー
スティーヴン・エマー
旧メンバー ジェド・クイン
アラン・ウィルズ
フィル・ラッキング
マイケル・デンプシー
スティーヴン・クリース

来歴 編集

1981年9月にJass Babiesのメンバーだったピーター・コイルと、ワイルド・スワンズを立ち上げたジェム・ケリーの二人が出会い結成される。その後ワイルド・スワンズのメンバーでキーボーディストのジェド・クイン、ベーシストにフィル・ラッキング、ドラマーにジョン・ヘドリーが加入する[1]1982年10月に行われたセッションにて「The First Picture of You」がレコーディングされ[2]、この曲を気に入ったアリスタ・レコードと契約、1983年7月に同曲はリリースされ各国でヒットを収め、バンドの代表曲として認知される。翌1984年に1stアルバム『青春のアルバム(No Sense of Sin)』をリリース。その後クインが脱退し、ベーシストにザ・キュアーアソシエイツでプレイしたマイケル・デンプシー、キーボーディストにスティーヴン・エマー、ドラマーにスティーヴン・クリースを募りツアーを続けるが、1985年にアリスタ・レコードを解雇され、そのまま解散。

解散後にコイルはソロアーティストとして活動、アルバム『A Slap in the Face for Public Taste』と『I'd Sacrifice Eight Orgasms with Shirley MacLaine Just to Be There』をリリースし、ソングライターとしても活躍する。ケリーはワイルド・スワンズを再結成し活動。2002年にコイルとケリーのデュオとして再結成し、アルバム『Silentspace』をリリースした。2010年にアルバム『Diferrance』を日本のライヴ会場でのみ限定リリース。以前録音してお蔵入りになった曲を収録している。

作品 編集

スタジオアルバム 編集

  • 青春のアルバム - No Sense of Sin (1984年)
  • Silent Space (2002年)
  • Diferrance (2010年)

コンピレーション・アルバム 編集

  • First Picture of You (1998年)

シングル、EP 編集

  • The First Picture of You (1983年)
  • You Don't Need Someone New (1983年)
  • Set Me Apart (1984年)
  • Out on Your Own (1985年)
  • It Hurts (1985年)
  • Stay Free EP (2001年)

脚注 編集

  1. ^ First Picture of You (ライナーノーツより).
  2. ^ BBC – Radio 1 – Keeping It Peel – 02/10/1982 Lotus Eaters”. BBC. 2015年2月8日閲覧。