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ヴァイスブロート

ヴァイツェンブロート:Weizenbrot)とは、ドイツ小麦パン。ヴァイツェン(Weizen)とは小麦という意味。大きいものはブロート Brot、小さいものはブレートヘン Brötchen と呼ぶ。ヴァイスブロート(白パン :Weißebrot)とも呼ばれる[1]

ドイツパンはライ麦粉をブレンドするものが多いが、このパンは小麦粉90%以上の配合で作られる。発酵にはフランスパンと同じくパン酵母が使われるが、油脂、牛乳、砂糖などが入れられる。そのため、似たようなリーン系フランスパンと比較するとクラストが少しサクサクと仕上がる。ライ麦パンより日持ちがしないので注意が必要である。

寒冷なドイツでは、北部はライ麦、南部は小麦の栽培が盛んであり、白いパンはバイエルンなど南部を中心に食べられていた。また、古より白いパンは富裕層や高貴な身分のものであり、庶民にはハレの日にしか口にできない縁遠いものだった。長い食糧危機の時代を経て、第二次世界大戦後の復興が軌道に乗った頃に起こった食文化の変化で、白いパンは全国的に食べられるようになったが、昨今の健康志向の高まりでライ麦の混合比が高いものに回帰しつつある。

出典編集

  1. ^ 辻調グループ総合情報サイト、2011

外部サイト編集

参考文献編集

  • 大和田聡子 監修 『決定版 世界のパン図鑑 224』 平凡社、2013年。ISBN 9784582632170 
  • 南直人 『世界の食文化 : ドイツ』 農山漁村文化協会、2003年。ISBN 9784540032208{{ISBN2}}のパラメータエラー: 無効なISBNです。