三井物産デジタル

三井物産デジタル株式会社(みついぶっさんデジタル)は、かつて存在した日本の企業である。三井物産の子会社であった[1]。本社は東京都千代田区にあった。

経歴編集

1988年に、三井物産に勤務していた土屋哲雄が設立し、社長を務めた[2]。社内ベンチャーとして起業され、物産から当時35歳の人物が新会社の社長になったことは初の事例であった[3]

その後、ビーエスアイに吸収されている[4]

主な事業編集

レーザープリンターの開発および販売を行っていた[5]。1990年1月にプリンタ「MEGA Jr.」を発売し、ページプリンターの低価格化に大きな影響を与えた[6]

ゴルフのスイングを動画撮影しモニター上で再生可能な「モーション・トレーサー」を開発した[7]

1992年11月から、低価格のパーソナルコンピュータの販売を行った[8]。ブランド名は「PCiN」である[8]。直営店は東京・秋葉原に開設された[1]

その他編集

なお、設立時から、社員の給料では年俸制となっていた[9]。社長の土屋は、年俸制導入が創業期の業績向上につながったと発言している[10]

脚注編集

  1. ^ a b 朝日新聞 1992年10月10日 9面
  2. ^ 日経産業新聞 1992年7月14日 32面
  3. ^ 日経産業新聞 1993年4月20日 32面
  4. ^ 沿革”. 2020年8月11日閲覧。
  5. ^ 日経産業新聞 1991年7月26日 32面
  6. ^ 日経産業新聞 1990年7月23日 7面
  7. ^ 読売新聞 1992年2月14日 9面
  8. ^ a b 日本経済新聞 1992年11月15日 39面
  9. ^ 日本経済新聞 1992年10月26日 34面
  10. ^ 朝日新聞 1992年4月20日 3面