三地門郷(サンディーメン/さんちもん-きょう)は、台湾屏東県に位置するである。

屏東県の旗 屏東県 三地門郷
別称: 山地門・三地・山猪門
斯笛摩児
地理
位置 北緯--°--'
東経--°--'
面積: 196.3965 km²
各種表記
繁体字: 三地門
日本語読み: さんちもん、さんちぼん
拼音: Sāndìmén
通用拼音: Sandìmén
注音符号: ㄙㄢ ㄉㄧˋㄇㄣˊ
片仮名転写: サンディーメン
台湾語: Soaⁿ-tē-mn̂g
客家語: Sâm-thi-mùn
パイワン語: Stimur
行政
行政区分:
上位行政区画: 屏東県の旗 屏東県
下位行政区画: 10村82鄰
三地門郷長: 歸曉惠
公式サイト: 三地門郷公所
情報
総人口: 7,703 人(2016年1月)
世帯数: 2,293 戸(2016年1月)
郵便番号: 901
市外局番: 08
三地門郷の木: -
三地門郷の花: -
三地門郷の鳥: -
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台24線屏東県政府警察局里港分局三徳検問所

地理 編集

三地門郷は屏東県北端に位置し、北は高雄市茂林区と、東は霧台郷と、西は高樹郷と、南は内埔郷瑪家郷とそれぞれ接している。山地と平原の境界に位置し、郷内は丘陵地帯が多くを占め、海抜は100から2,159mとなっている。隘寮渓が郷内を流れている。住民はパイワン族が多数を占めている。

歴史 編集

三地門郷はパイワン語で「スティムル(Stimur)」と称されていたが、福建からの入植者により同音の「山猪毛」或いは「山地門」と称されるようになった。

1935年、日本政府はパイワン族のティムル社(Timor)、タバサン社(Talavatsal)、サララウ社(Saralau)の3社を現在の三地門地区に移住させ、碁盤状の集落を建設した。当時は高雄州屏東郡の管轄であり、「山地門」或いはカタカナで「サンテイモン」と称されていた。戦後は高雄県三地盟郷とされ、1947年に「三地郷」と改称、1950年に屏東県に帰属した。1992年8月に「三地門郷」と改称されて現在に至っている。

1934年、北原白秋が台湾を旅行した際、ここを訪れ、「サンテイモン」と題した童謡を作詞している。作曲は弘田龍太郎[1]

経済 編集

行政区 編集

大社村、徳文村、達来村、三地村、賽嘉村、馬児村、安坡村、青山村、青葉村、口社村

歴代郷長 編集

氏名 着任日 退任日

教育 編集

国民中学 編集

国民小学 編集

交通 編集

種別 路線名称 その他
省道 台22線
省道 台27線

観光 編集

脚注 編集

  1. ^ taiwan-news. “【歴史に消えた唱歌06】「エキゾチック」に魅せられた巨匠”. taiwan news. 2021年10月8日閲覧。