三所神社 (三好市池田町川崎)

三所神社(さんしょじんじゃ)は、徳島県三好市池田町川崎にある神社である[1]

三所神社
所在地 徳島県三好市池田町川崎上ノ山112
主祭神 大山祇命
句理姫命
倭建命
社格 旧郷社
創建 1199年正治元年)
別名 川崎三所神社
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歴史 編集

1199年正治元年)に創建と伝わる。社伝によれば、阿波国守護である小笠原長経大西城を築いた際に創建したとされる。社殿裏山には桜の大樹があり、その開花の様子により、その年の吉凶を占ったことから、古くは桜宮と称し、桜を「世の中桜」と呼んだといわれている[2]

三所神社には1400年応永7年)と1403年(応永10年)の奥書をもつ大般若経が所蔵され、当地の中世史料として価値が高いと評されている[2]。また「川崎三所神社大般若経残巻 」として1977年昭和52年)に旧池田町の文化財に指定され、現在は三好市の有権文化財となっている[3]

祭神 編集

交通 編集

脚注 編集

  1. ^ 三所神社”. 八百万の神. 2024年1月19日閲覧。
  2. ^ a b 角川日本地名大辞典 36 徳島県』(1986年 ISBN 4040013603
  3. ^ 三好市指定文化財一覧”. 三好市. 2024年1月19日閲覧。