信楽高原鐵道SKR300形気動車

信楽高原鐵道SKR300形気動車(しがらきこうげんてつどうエスケーアール300かたきどうしゃ)とは、1995年(平成7年)に投入された、信楽高原鐵道の一般形気動車である。

信楽高原鐵道SKR300形気動車
SKR 300.jpg
信楽駅に停車中のSKR300形
基本情報
製造所 富士重工業
製造年 1995年
製造数 1両
引退 2015年10月3日
消滅 2015年10月4日(紀州鉄道に譲渡)
主要諸元
軌間 1,067 mm
編成定員 94名(座席44名)
自重 25.10 t
全長 15,500 mm
全幅 3,090 mm
全高 4,010 mm
車体 普通鋼製
台車 動台車:FU34D
従台車:FU34T
機関 PE6HT
機関出力 250PS
変速機 液体式
搭載数 1基 / 両
保安装置 ATS-SW
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概要編集

富士重工業レールバスの一種、LE-Carのボギー車版LE-DCで、信楽高原鐵道列車衝突事故を契機に作られた安全推進会議の提言をできる限り採用した。塗装は登場当初より、緑帯に狸のキャラクターと会社のロゴが描かれており、SKR200形と狸のキャラクターが異なる。

内装は、デビュー時のSKR200形と窓の配置・定員以外は同様で、SKR200形と同型の料金箱・整理券発行機が搭載されている。正面の下部に油圧バンパーを設置、車内のバリアフリー化を行い車椅子スペースが取られた。その影響で、定員が4人減少した。

老朽化の進行により2015年平成27年)に代替車としてSKR400形が導入された。当車には同年9月28日からさよならヘッドマークが装着され[1]、10月3日をもって営業運転を終了し[1][2]、翌4日付で廃車された[3]

廃車後は当初スクラップとして解体される予定だったが、譲受したい意向を示した紀州鉄道に無償譲渡され[4](同鉄道はそれまでレールバス車両2台体制で運行していたが、車体の老朽化などで1台が使えなくなっていた[5])、KR301となり、2016年(平成28年)1月31日に営業運転を開始した[6]

車歴表編集

車両番号 竣工 廃車 備考
301 1995年11月 2015年10月4日 紀州鉄道に譲渡

脚注編集

  1. ^ a b 『Rail Magazine』2015年12月号(No.387) 株式会社ネコ・パブリッシング発行 60頁
  2. ^ SKR301号車 さよなら運行について 信楽高原鐵道 2015年9月19日投稿
  3. ^ 『鉄道ピクトリアル』2016年10月臨時増刊号(通巻No.923 「鉄道車両年鑑2016年版」) 株式会社電気者研究会発行 223頁
  4. ^ 滋賀・信楽高原鉄道「300形301号」20年の運行に幕 来月4日、新型車両を導入 産経ニュース 2015年9月30日掲載
  5. ^ 信楽事故の教訓生かした“安全車両” 紀州鉄道で運行 甲賀市から無償譲渡される 産経WEST 2016年2月13日掲載
  6. ^ 【紀州鉄道】KR301形 運行開始 RMニュース 鉄道ホビダス

参考文献編集