ながさき出島道路

日本の長崎県長崎市を通る地域高規格道路
出島バイパスから転送)

ながさき出島道路(ながさきでじまどうろ、英語: NAGASAKI-DEJIMA ROAD[1])は、長崎県長崎市新地町を起点とし同市早坂町に至る、延長3.4キロメートル (km) の地域高規格道路国道324号バイパス)。4車線自動車専用道路である。

地域高規格道路
(有料)
E34 ながさき出島道路
国道324号バイパス
地図
地図
路線延長 3.4 km
陸上区間 3.4 km
開通年 2004年平成16年)
起点 長崎県長崎市新地町
終点 長崎県長崎市早坂町
接続する
主な道路
記法
E34 長崎自動車道
国道499号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

高速道路ナンバリングによる路線番号は、大分自動車道長崎自動車道ともに「E34」 が割り振られている[2]

長崎県道路公社一般有料道路として管理している道路である。普通車の通行料は100円。

道路のほとんどがオランダ坂トンネルとなっている。

オランダ坂トンネル

沿革 編集

  • 2004年平成16年)3月27日長崎自動車道長崎多良見IC - 長崎IC間の開通にあわせ、供用開始。
  • 2014年(平成26年)3月31日:全線の最高速度が60 km/hから80 km/hに変更される[3]
  • 2017年(平成29年)
    • 10月31日:回数券販売(ながさき出島道路のみ)販売を終了。
    • 11月30日:回数券の利用終了。余った回数券については、長崎県道路公社、ながさき出島道路管理事務所、ながさき女神大橋道路管理事務所で払戻可能(払戻期間 2017年〈平成29年〉12月1日 - 2018年〈平成30年〉5月31日)。
    • 12月1日長崎自動車道からながさき出島道路方面以外の料金所にETC供用開始。

料金について 編集

通行料金は、普通車・中型車・小型車は1回あたり100円、大型車は150円、特大車は310円である。障害者割引制度があり、対象者は上記料金のおよそ半額となる。

ETC無線通行が2017年12月1日から利用可能になった[4]

ながさき出島道路単独の料金所は無人で、料金を直接投入する方式となっている(ながさき女神大橋道路の料金所も同様)。以前は全レーン無人であったが、全方向ETC導入と同時に一部レーンを有人化した。

なお、長崎自動車道とは事業者が異なりNEXCO西日本の管轄ではないため、出島道路ではETC各種割引は受けられない。

接続道路 編集

交通量 編集

長崎県道路公社[5]

年度 一日平均台数
平成30年度 7,937
令和元年度 8,177

脚注 編集

  1. ^ Japan's Expressway Numbering System” (PDF). Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism. 2022年4月4日閲覧。
  2. ^ 高速道路ナンバリング一覧”. 国土交通省. 2017年2月26日閲覧。
  3. ^ 「ながさき出島道路」の一部区間の最高速度規制の見直しについて - 長崎県警察
  4. ^ ながさき出島道路のETC供用開始のお知らせ(長崎県、2017年10月2日)
  5. ^ 路線別通行台数一覧”. 長崎県道路公社 (2020年11月4日). 2020年11月4日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集