北陸通信ネットワーク株式会社(ほくりくつうしんネットワーク)は、石川県金沢市に本社を置く電気通信事業者北陸電力系列の電力系通信事業者である。

北陸通信ネットワーク株式会社
Hokuriku Telecommunication Network Co.,Inc.
種類 株式会社
略称 HTNet
本社所在地 日本の旗 日本
920-0024
石川県金沢市西念一丁目1番3号
コンフィデンス金沢
設立 1993年平成5年)5月25日
業種 電気通信事業
法人番号 4220001006383 ウィキデータを編集
事業内容 電気通信事業法に基づく電気通信事業 など
代表者 代表取締役社長 德光吉成[1]
資本金 60億円(2021年3月31日時点)[2]
売上高 76億7,910万5,000円
(2024年3月期)[3]
営業利益 19億772万8,000円
(2024年3月期)[3]
経常利益 19億7,144万6,000円
(2024年3月期)[3]
純利益 10億4,029万7,000円
(2024年3月期)[3]
総資産 181億4,784万7,000円
(2024年3月期)[3]
従業員数 177人(2021年4月1日時点)[1]
決算期 3月
主要株主 北陸電力 100%
(2021年3月31日時点)[2]
外部リンク https://www.htnet.co.jp/
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概要

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かつては、ISDNサービスやアステル北陸より継承したPHSサービスを手掛けていたが、ISDN収容局のリプレースが困難であることを理由に撤退している。

なお、北海道総合通信網とともに、ISDNに割り当てられた電話番号を返上している(他地域でISDNから撤退した会社は、IP電話番号用途に継承している)。

沿革

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  • 1993年平成5年)5月 - 設立。
  • 1994年(平成6年)
    • 2月 - 第一種電気通信事業許可を取得。
    • 10月 - 営業開始。
  • 1996年(平成8年)6月 - アステル北陸向けISDNサービスを開始。
  • 1997年(平成9年)
    • 4月 - 電力系NCC相互連係による全国サービスを開始。
    • 6月 - フレームリレーサービスを開始。
    • 7月 - 東京事務所を開設。
  • 1998年(平成10年)
    • 7月 - HTCN(HTNetコンピュータ通信網サービス)を開始。
    • 10月 - ATM専用サービス、一般向けISDNサービス開始。
  • 2001年(平成13年)
    • 6月 - DSL接続サービス開始。
    • 12月1日 - アステル北陸よりPHS事業を譲受。
  • 2003年(平成15年)
    • 4月 - 広域イーサネット網(HTNet-Ether)サービス開始
    • 11月30日 - PHS新規申し込み終了。
  • 2004年(平成16年)5月26日 - PHS事業終了。ISDNサービス終了。
  • 2005年(平成17年)9月 - IP電話サービス開始。
  • 2007年(平成19年)4月 - ISO/IEC27001:2005、JIS Q 27001:2006の認証取得。
  • 2008年(平成20年)
    • 4月 - 遠隔データバックアップサービス「リモートバックアップサービス」開始。
    • 9月 - ネットワーク機器監視サービス「ウォッチドッグ」開始。
  • 2009年(平成21年)2月 -「ファイアウォールゲートウェイサービス」を開始。
  • 2010年(平成22年)
    • 2月 - ファイル転送サービス「HTNet File Transfer」を開始。
    • 11月 - 「IPv6インターネット接続サービス」を開始。
  • 2011年(平成23年)
    • 2月 - 一般建設業許可。
    • 9月 - HTNet Cloudサービスを開始。
    • 11月 - Web会議システムサービス「HTNet Web Meeting」 サービスを開始。
  • 2012年(平成24年)3月 - クラウドルーティングサービス開始。
  • 2013年(平成25年)12月 - HTNetクラウドWi-Fi サービス開始。
  • 2014年(平成26年)1月 -「HTNet Mail Gateway」サービス開始。
  • 2015年(平成27年)10月 - SaaS型Web会議サービス「HTNet Web Meeting V-CUBE」開始。
  • 2016年(平成28年)6月 - SaaS型IT資産管理サービス「LanScope on HTNet Cloud」開始。

脚注

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外部リンク

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