十三間堀川

大阪市南部の河川

十三間堀川(じゅうさんけんぼりがわ)は、大阪府大阪市西成区住之江区を流れる大和川水系の河川。十三間川とも表記される。

十三間堀川
十三間川親水公園
水系 一級水系 大和川
種別 準用河川
水源 大和川
河口・合流先 住吉川
流域 大阪府大阪市西成区住之江区
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1970年昭和45年)に埋め立てられ廃河川となるが、一部は親水河川として現存する。

地理 編集

元禄年間(1688年-1704年)に開削された用水運河が始まりで、開削当初は鼬川下流の七瀬川から南に中在家村(現在の住之江区)付近まで二千三一二間であったが、1704年宝永元年)の大和川の付替えが行われると、大和川まで延長開削された[1]。川名は当初の川幅が一三間であったことが由来であり、内川や新堀とも称された[2]

現在は大部分が埋め立てられており、かつて川が存在した場所には阪神高速15号堺線が走っている。また一部は十三間川親水河川公園として残されており、大和川の浄化水が導入されている[3]

河岸の施設 編集

脚注 編集

  1. ^ 十三間川”. 釜ヶ崎資料センター. 2023年7月14日閲覧。
  2. ^ コラム8 今川・十三間川・細江川のせせらぎ”. 大阪市. 2023年7月14日閲覧。
  3. ^ 水に親しめる河川環境整備”. 大阪市. 2023年7月14日閲覧。