南閉伊郡
日本の岩手県にあった郡
郡域
編集歴史
編集郡発足までの沿革
編集- 明治元年12月7日(1869年1月19日)
- 明治2年8月18日(1869年9月23日) - 花巻県が江刺県に編入。
- 明治4年11月2日(1871年12月13日) - 第1次府県統合により盛岡県(第3次)の管轄となる。
- 明治5年1月8日(1872年2月16日) - 盛岡県(第3次)が岩手県に改称。
- 明治11年(1878年)11月26日 - 郡区町村編制法の岩手県での施行により、行政区画としての閉伊郡が発足。
郡発足以降の沿革
編集- 明治22年(1889年)4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。特記以外は全域が現・釜石市。(2町4村)
- 明治30年(1897年)4月1日 - 郡制の施行により、南閉伊郡・西閉伊郡の区域をもって上閉伊郡が発足。同日南閉伊郡廃止。
変遷表
編集自治体の変遷
明治以前 | 明治初年 - 明治11年 | 明治12年 1月4日 南閉伊郡発足 |
明治22年 4月1日 町村制施行 |
明治29年 4月1日 上閉伊郡発足 |
現在 |
---|---|---|---|---|---|
釜石村 | 釜石村 | 釜石村 | 釜石町 | 上閉伊郡 釜石町 |
釜石市 |
平田村 | 平田村 | 平田村 | |||
鵜住居村 | 鵜住居村 | 鵜住居村 | 鵜住居村 | 上閉伊郡 鵜住居村 | |
片岸村 | 片岸村 | 片岸村 | |||
箱崎村 | 箱崎村 | 箱崎村 | |||
両石村 | 両石村 | 両石村 | |||
甲子村 | 甲子村 | 甲子村 | 甲子村 | 上閉伊郡 甲子村 | |
栗林村 | 栗林村 | 栗林村 | 栗橋村 | 上閉伊郡 栗橋村 | |
橋野村 | 橋野村 | 橋野村 | |||
大槌村 | 大槌村 | 大槌村 | 大槌町 | 上閉伊郡 大槌町 |
大槌町 |
小槌村 | 小槌村 | 小槌村 | |||
吉里吉里村 | 吉里吉里村 | 吉里吉里村 | |||
金沢村 | 金沢村 | 金沢村 | 金沢村 | 上閉伊郡 金沢村 |
行政
編集特記なき場合『上閉伊郡志』による[5]。
- 南閉伊郡長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 原官次郎 | 明治12年(1879年)4月 | 郡書記、郡長代理 | |
2 | 花輪博 | 明治12年(1879年) | ||
3 | 江刺恒承 | 明治13年(1880年) | 明治13年(1880年)9月 | 廃官 |
- 西閉伊・南閉伊郡長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 米内真豊 | 明治13年(1880年) | 明治18年(1885年)5月 | 西閉伊郡長より転任 |
2 | 中村秀俊 | 明治18年(1885年)5月 | 明治29年(1896年)4月 | |
3 | 一ノ倉貫一 | 明治29年(1896年)4月 | 明治30年(1897年)3月31日 | 南閉伊郡廃止 |
脚注
編集参考資料
編集- 巌手県教育会上閉伊郡部会 編『上閉伊郡志』巌手県教育会上閉伊郡部会、1913年 。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 3 岩手県、角川書店、1985年2月7日。ISBN 4040010302。
関連項目
編集先代 閉伊郡 |
郡の変遷 1879年 - 1897年 |
次代 上閉伊郡 |