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叙情抒情、じょじょう)について、大半の国語辞書では「感情を述べ表すこと」を指し、叙事(事実を述べ表すこと)の対義語とされるが、各分野に置いて若干意味合いが変わる。広義では非常に感慨深い様子、対象に対して情緒溢れるものを感じること、胸が締め付けられるような切なさを超えた深い感動を指すもの。

音楽における叙情性編集

叙情という言葉は特に音楽の世界において用いられる場合が多い。叙情の旋律・叙情的な曲という表現は、この本来の意味に付け加え「物哀しい様子」を上乗せして語る事が多く悲しみ、哀愁、切なさという表現とは若干異なり、そういった単体の感情を超越した意識下にある、さまざまな感情が入り乱れた胸に訴え掛ける直情的な美旋律を指して「叙情的」と呼ばれる。「叙情的な曲」という印象を受ける曲調は大概、マイナー調で非常に深みのある美しさに対して、その様な印象を受けるケースが殆どである。

よって聴き手の気分をシリアスにさせる比率としては 叙情>哀愁>切ない という強度が成り立つ。哀愁であっても気軽に哀愁とは呼べない深い情緒が伴うもの、それが現代の一般論的な叙情性がある曲の定義ともいえる。

また、一般的にヨーロッパ地方のトラッドフォークに通ずるものや「静と動」の様式に則って構成された楽曲などに叙情的と呼ばれる楽曲が多く存在する。

よって、特にダイナミクスやドラマティックな楽曲構成を重んじられるクラシックニューエイジプログレヘヴィメタルといった音楽ジャンルでは叙情の発生率は必然的に比率は高くなる。

関連項目編集