古賀 義章(こが よしあき、1964年8月26日 - )は、日本編集者

来歴 編集

1964年佐賀県神埼郡三田川町(現・吉野ヶ里町)出身。佐賀県立佐賀西高等学校から明治大学商学部へ進学。学生時代、インドに魅了され、4か月間放浪する[1]

1989年に大学を卒業し、講談社に入社。週刊現代フライデーに配属された[2]

2001年、渡仏し週刊誌『Paris Match』にて研修[2]

2003年、取材のためイラクバグダッドへ渡航[1]

2004年、「ワインから国際政治まで」をテーマにした『クーリエ・ジャポン』を創刊。初代編集長(2010年まで[3])を務める他、『報道ステーション』(テレビ朝日)のコメンテーターなど、テレビ出演もしてきた[4]。編集長時代には3回もインド特集を組み、編集長を退いた2010年には1カ月の休暇を取ってインドへ赴いた[1]

2010年、国際事業局に異動し[5]担当部長に就任。インド・プロジェクト・ディレクター[6]として、『巨人の星』からのリメイクアニメ『スーラジ ザ・ライジングスター』を企画した。

2013年、「飛雄馬、インドの星になれ!―インド版アニメ『巨人の星』誕生秘話」を著す。同じ梶原一騎作品の『あしたのジョー』(高森朝雄名義)のリメイクアニメ制作も検討しているという[7]

主な経歴 編集

記者としての取材実績
オウム事件阪神・淡路大震災神戸少年A事件東海村JCO事件北朝鮮拉致問題イラク戦争
編集者
  • 1995年 写真家・宮崎学の『アニマル黙示録』が講談社出版文化賞と日本写真協会年度賞を受賞
  • 2000年 写真家・大西成明の『病院の時代』が講談社出版文化賞を受賞
カメラマン
  • 1996年 写真展「熱い廃虚 - 警戒区域'91 - '96」を開催
  • 1998年 「普賢岳OFF LIMITS」(平凡社)発表
  • 2000年 「場所—オウムが棲んだ杜」(晩聲社)発表

脚注 編集