土井 芳輔(どい よしすけ、明治15年(1882年) - 大正12年(1923年1月27日)は、日韓併合時代南満州鉄道京城出張所所長。板垣正貫の岳父。

来歴

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明治15年(1882年)、山口県佐波郡三田尻村に生まれる[1]明治35年(1902年)、法政大学法律科を卒業し、さらに明治大学法学科を卒業[1]明治39年(1906年)、外国語学校に通い支那語科を修める[1]

明治41年(1908年)3月、南満州鉄道会社鉱業課に入社[1]明治45年(1912年)5月、南満州鉄道の京城出張所設置に伴い、京城出張所所長を勤める[1]

大正2年(1913年11月9日高知県土佐郡潮江村343番屋敷士族澤田誠一の長女・澤田鶴と婚姻

大正12年(1923年1月27日死去。享年42歳。土井家の家督は、同年(1923年2月16日、長男土井利文が継いだ。昭和10年(1935年12月27日、長女 晶子が板垣鉾太郎の三男・板垣正貫板垣守正の弟)と婚姻[2]

家族

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補註

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  1. ^ a b c d e 『朝鮮在住内地人実業家人名事典(第1編)』47頁、「土井芳輔」項を参照。
  2. ^ a b 板垣氏”. 世界帝王事典. 2014年7月2日閲覧。

参考文献

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  • 『朝鮮在住内地人実業家人名事典(第1編)』川端源太郎編、朝鮮実業新聞社、大正2年(1913年)10月
  • 『板垣系譜』