武相決戦
日本プロサッカーリーグに加盟するFC町田ゼルビアおよびSC相模原が対戦する試合
(境川ダービーから転送)
この項目では日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するFC町田ゼルビアとSC相模原が対戦する試合について記載する。名称について町田は武相決戦(ぶそうけっせん)、相模原は相武決戦(そうぶけっせん)とそれぞれ呼称している[1]。なお、記事名については便宜上武相決戦としている。
都市、地域 | 町田市、相模原市 |
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初開催 | 2013年3月17日 |
チーム |
FC町田ゼルビア SC相模原 |
最多勝利 | FC町田ゼルビア (7勝) |
直近の試合 | 2021年7月18日 |
概要
編集町田のホームタウン東京都町田市と、相模原のホームタウン神奈川県相模原市は、都県境なおかつ両市の市境となる境川を挟んで長く隣接しており、東京新聞は両クラブの対戦を「境川ダービー」と報じていた[2]。
2014年3月、両クラブが企画名を公募し、どちらのクラブのホーム・アウェイゲームかに関わらず、町田側からは武相決戦、相模原側からは相武決戦と呼称することになった[3][4]。
2015年シーズンでは、今季のダービー3試合で相手の勝ち点を上回ったチーム側の呼称を、来季使用することとなった[5]。 その結果、第一戦相模原2-1町田、第二戦相模原0-1町田、第三戦町田1-0相模原となり、町田側呼称の「武相決戦」が使用されることになったが町田のJ2昇格に伴い、呼称権は同じカテゴリーになったシーズンまで持ち越すことになった。
その後2021年シーズンは相模原のJ2昇格に伴って6年ぶりに町田と相模原が同じカテゴリーとなったが、町田・相模原双方ともに公式には「武相決戦」に言及されることはなかった。
ホームスタジアム
編集チーム名 | スタジアム名 (命名権名称) |
収容人員 | 画像 |
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FC町田ゼルビア | 町田市立陸上競技場 (町田GIONスタジアム) |
15,489人 | |
SC相模原 | 相模原麻溝公園競技場 (相模原ギオンスタジアム) |
15,300人 |
戦績
編集■ FC町田ゼルビア:7勝1分2敗
■ SC相模原:2勝1分7敗
年 | 月日 | 時期 | 会場 | ホーム | 得点 | アウェイ | 観客数 | |
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2013年 | 3月17日 | JFL | 第2節 | 相模原 | 相模原 | 1 - 4 | 町田 | 4,893 |
11月24日 | 第34節 | 味スタ西 | 町田 | 1 - 2 | 相模原 | 3,421 | ||
2014年 | 3月30日 | J3 | 第4節 | 町田 | 町田 | 2 - 0 | 相模原 | 2,163 |
6月8日 | 第15節 | 町田 | 2 - 1 | 相模原 | 3,519 | |||
9月21日 | 第26節 | ギオンス | 相模原 | 1 - 2 | 町田 | 5,630 | ||
2015年 | 4月19日 | 第6節 | 相模原 | 2 - 1 | 町田 | 4,862 | ||
8月9日 | 第25節 | 相模原 | 0 - 1 | 町田 | 5,549 | |||
10月18日 | 第34節 | 町田 | 町田 | 1 - 0 | 相模原 | 7,782 | ||
2016年 - 2020年は、町田がJ2、相模原がJ3所属のため開催なし。 | ||||||||
2021年 | 5月9日 | J2 | 第15節 | ギオンス | 相模原 | 1 - 1 | 町田 | 2,482 |
7月18日 | 第23節 | Gスタ | 町田 | 1 - 0 | 相模原 | 4,011 | ||
2022年 - は、それぞれ違うディヴィジョン所属のため開催なし。 (町田が2022・2023年=J2、2024=J1、相模原が2022-2024=J3所属) |
出典
編集- ^ 同様の例は、早稲田大学と慶應義塾大学による早慶戦(慶早戦)、同志社大学と立命館大学による同立戦(立同戦)、滋賀大学と和歌山大学による滋和戦(和滋戦)などがある。
- ^ JFLSC相模原 きょうホーム開幕戦 町田と「境川ダービー」(2013年3月16日 東京新聞 同3月24日閲覧)
- ^ “SC相模原とのダービー名 決定のお知らせ”. FC町田ゼルビア (2014年3月18日). 2014年10月4日閲覧。
- ^ “SC相模原vsFC町田ゼルビアダービー名 決定のお知らせ”. SC相模原 (2014年3月18日). 2014年10月4日閲覧。
- ^ 直接対決の呼称、勝ち点で決めます J3の町田と相模原(2015年4月19日 朝日新聞 同4月19日閲覧)