多治見修道院
多治見修道院(たじみしゅうどういん)は、岐阜県多治見市にあるカトリック神言修道会(神言会)の修道院である。
多治見修道院 | |
---|---|
![]() 2008年撮影 | |
概要 | |
正式名称 | 神言会 多治見修道院 |
修道会 | 神言会 |
創立 | 1930年 |
場所 | |
所在地 |
![]() 岐阜県多治見市緑ヶ丘38番地 |
ウェブサイト | http://svdtajimi.com/ |
概要 編集
日本人司祭と修道士の育成を目的に、ドイツ人のモール神父の手によって、カトリック神言修道会の日本管区の本部修道院として設立された。
神言会の宣教の拠点が名古屋市に移されてからは、併設の修練院を中心に神言会の神学生の修練の場所となっている。
概況 編集
木造地上3階、地下1階のバロック建築。床面積は約3,000m2。
敷地面積は約30,000m2。
敷地内には、カトリック多治見教会、ブドウ畑、研修センターなどがある。
沿革 編集
所在地 編集
- 岐阜県多治見市緑ヶ丘38番地
交通 編集
公共交通機関 編集
自動車 編集
その他 編集
多治見修道院の地下にはワインの醸造、貯蔵設備がある。敷地内のブドウ畑で収穫されたブドウはここで醸造されワインとなる。製造開始は1933年(昭和8年)で、「修道院ワイン」と名づけられている。太平洋戦争時の輸入ワイン不足の際、全国の教会にミサ用ワインとして供給されたという。
併設の売店には「修道院ワイン」はじめ、ガレット、クッキーなどを販売している。
この修道院が一時存亡の危機に陥った時、多治見市民や地域の青年会議所が修復保存運動に立ち上がり、危機を脱したというエピソードがある[1]。
聖堂の一部は見学が可能。研修センターは一般人の使用も受け付けている。
敷地内には宿泊用のログハウス等が数棟建っており、毎年南山学園の生徒・学生やカトリック教会関係諸団体などが研修に使用している。
外部リンク 編集
座標: 北緯35度20分33.5秒 東経137度8分6.9秒 / 北緯35.342639度 東経137.135250度