大山村 (鳥取県)

日本の鳥取県西伯郡にあった村

大山村(だいせん[1][2]そん)は、鳥取県西伯郡にあった。現在の西伯郡大山町の一部にあたる。

だいせんそん
大山村
廃止日 1955年11月3日
廃止理由 新設合併
大山町、大山村大山町
現在の自治体 大山町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 鳥取県
西伯郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 3,434
国勢調査、1950年)
隣接自治体 逢坂村名和町、大山町、淀江町大高村県村岸本町日野郡溝口町江府町東伯郡東伯町中山村
大山村役場
所在地 鳥取県西伯郡大山村大字佐摩
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地理 編集

大山とその北西麓に位置していた[2]

歴史 編集

  • 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、汗入郡坊領村、佐摩村、今在家村、前村、豊房村、鈑戸村、大山村、宮内村、平村、赤松村が合併して村制施行し、大山村が発足[1][2]。旧村名を継承した坊領、佐摩、今在家、前、豊房、鈑戸、大山、宮内、平、赤松の10大字を編成[2]
  • 1896年(明治29年)4月1日、郡の統合により西伯郡に所属[2]
  • 1922年(大正11年)大山郵便局(大字坊領)開設[3]
  • 1936年(昭和11年)大山寺郵便局開設[2]
  • 1939年(昭和14年)大字佐摩に大山村診療所開設[2]
  • 1945年(昭和20年)大字豊房字岩伏に香取開拓団が入植[2]
  • 1954年(昭和29年)大字今在家・鈑戸に村内初の簡易水道設置[5][7]
  • 1955年(昭和30年)11月3日、西伯郡大山町と合併し大山町が存続して廃止された[1][2]。合併後、大山町大字坊領、佐摩、今在家、前、豊房、鈑戸、大山、宮内、平、赤松となる[2]

地名の由来 編集

大神のいます山、大神山から転じたもの[2]

産業 編集

  • 農業

交通 編集

乗合バス 編集

教育 編集

名所・旧跡 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』435頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』448-449頁。
  3. ^ a b 「坊領〈大山町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』697頁。
  4. ^ a b c 「佐摩〈大山町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』374-375頁。
  5. ^ a b 「今在家〈大山町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』109頁。
  6. ^ 「豊房〈大山町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』541頁。
  7. ^ a b 「鈑戸〈大山町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』474頁。
  8. ^ 「赤松〈大山町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』63頁。

参考文献 編集

関連項目 編集