大西毅彦

日本の陸上競技中距離・長距離選手

大西 毅彦(おおにし たかひこ、1984年8月18日 - )は、日本陸上競技中距離・長距離選手。所属はNTN佐川急便(現SGホールディングスグループ)→アラタプロジェクト→ ひらまつ病院明治国際医療大学陸上競技部長距離監督。大西兄弟の双子の兄(弟は大西洋彰

大西毅彦 Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム 大西毅彦
国籍 日本の旗 日本
種目 中距離走
生年月日 (1984-08-18) 1984年8月18日(39歳)
生誕地 京都府京都市
身長 172cm
体重 53kg
自己ベスト
800m 1分52秒18 (2016年)
1500m 3分43秒67 (2010年)
5000m 13分54秒92 (2013年)
10000m 28分47秒32 (2009年)
ハーフマラソン 1時間3分59秒 (2005年)
マラソン 2時間22分50秒 (2017年)
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来歴

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京都府京都市出身。京都市立洛北中学校京都府立北稜高等学校を経て京都産業大学卒業。

中学・高校時代

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短距離で100mを始めるが特筆される成績はなし。

高校入学後も短距離で400mを専門とする。2年時に双子の弟(大西洋彰)が中距離を専門にしていたこともあり、3年時のインターハイを目標に800mに転向。3年時に800mで全国インターハイ4位[1]。この時800mで優勝した青森山田高校の留学生ジェームス・ムワンギは後にNTNでチームメイトとなる [2]

大学時代

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トラックでは3年時に日本インカレ1500mで5位[3]。2年時3年時に京都代表で1500m国体出場。駅伝では全日本大学駅伝で2年時に3区区間3位、3年時には同区間8位。2008年京都シティハーフマラソン8位。4年時には出雲駅伝にも1度出場[4]

社会人(実業団)時代

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三重県NTNに入社1年目から中距離をメインにしながらも駅伝にも出場。全日本実業団選手権1500mで6位入賞。ニューイヤー駅伝の地区予選の中部実業団駅伝では2区区間2位。ニューイヤー駅伝では2番目に長い区間5区区間11位。2年目の日本選手権1500mで7位入賞。全日本実業団選手権1500mで3位。中部実業団駅伝6区区間賞。3年目の日本選手権1500mで2年連続の7位入賞。千葉国際クロスカントリー4kmで優勝[5]。4年目は全日本実業団選手権1500mで6位入賞。国民体育大会三重県代表で8位入賞。5年目は日本選手権5位入賞[6]

この年から監督が代わったため、地元京都の実業団・佐川急便(現SGホールディングスグループ)に移籍。成績は千葉国際クロスカントリー5位[7]関西実業団駅伝3区区間2位。都道府県対抗駅伝京都代表[8]

佐川急便退社後、中距離に専念。2014年全日本実業団選手権で800m6位1500m7位と2種目で入賞。

アラタプロジェクトのサポートにより2015年のおきなわマラソンに出場し優勝[9]。その後アラタプロジェクトに加入。

2015年日本選手権では決勝進出するも11位で終わる[10]。 同年8月にはアラタプロジェクトとして第68回十和田八幡平駅伝競走全国大会に出場。1区を務めた藤原新選手から襷を受け、2区を務めた[11]

2017年はひらまつ病院に所属し、翌2018年のニューイヤー駅伝に出場。

自己記録

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主な成績

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年月 大会 順位 記録 備考
2011年2月13日 千葉国際クロスカントリー4km 優勝 11分32秒
2012年6月10日 日本選手権1500m 5位 3分47秒06
2015年2月15日 おきなわマラソン 優勝[12] 2時間25分19秒

脚注

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  1. ^ 平成14年度 全国高等学校総合体育大会等入賞者一覧[1]
  2. ^ NTN株式会社 ニュース トピックス(NTN駅伝出場結果)[2]
  3. ^ 日本インカレ2005年陸上競技モバイル【無料版】[3]
  4. ^ 第18回出雲全日本大学選抜駅伝競走[4]
  5. ^ 女子は新谷が初優勝 千葉国際クロスカントリー - 日本経済新聞(電子版)2011年2月13日[5]
  6. ^ 第96回日本陸上競技選手権大会[6]
  7. ^ SGホールディングスグループ陸上競技部HP[7]
  8. ^ SGホールディングスグループ陸上競技部HP[8]
  9. ^ 【電子号外】男子・大西、女子・仲間V おきなわマラソン - 琉球新報(電子版)2015年2月15日[9]
  10. ^ 第99回日本陸上競技選手権大会[10]
  11. ^ 第68回十和田八幡平駅伝競走全国大会 成績一覧表 - 鹿角市[11]
  12. ^ 2015おきなわマラソン大会HP[12]

外部リンク

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