大阪府立貿易専門学校(おおさかふりつ ぼうえきせんもんがっこう)は、かつて大阪府大阪市にあった、大阪府立の専修学校

大阪府立貿易専門学校
大阪府立貿易専門学校跡・最終所在地の校舎跡(2008年7月。現存せず)
過去の名称 大阪高等貿易講習所
国公私立 公立学校
学校種別 専修学校
設置者 大阪府
閉校年月日 2004年3月31日
共学・別学 男女共学
所在地 558-0054
大阪市住吉区帝塚山東2丁目1番41号
(最終所在地)
Portal:教育
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2年制の専門課程を設置し、貿易実務や国際ビジネスについて学ぶことを目的としていた。

英語表記は、Osaka College Of Foreign TradeでOCFTと略されていた。

概要 編集

1948年に1年制の各種学校「大阪高等貿易講習所」として、大阪市東区橋詰町(現在の大阪市中央区本町橋)で創立したことが、学校の始まりとなっている。その後2年制の専修学校へと改編された。公立の貿易実務分野の専修学校は、当時日本で唯一となっていた。

しかし大阪府の財政難に伴い、2001年に廃校の方針が示された。学生や関係者らによる廃校反対運動も起こったが、2003年度からの新規学生募集を停止し、最後の卒業生を出した2004年3月に廃校された。

沿革 編集

最終所在地 編集

  • 大阪市住吉区帝塚山東2丁目1番41号
最終所在地の校地は、旧制大阪府女子専門学校→新制大阪女子大学1924年-1976年9月)、大阪府立看護短期大学1978年-1994年)、 大阪府警住吉警察署仮庁舎(1994年 - 1998年)としても使用されてきた。
跡地は2000年代後半まで廃校当時のまま残っていたが、2010年には旧校舎は取り壊され更地になった。2011年から跡地に老人ホームが建設され、2012年7月に竣工した。