太宗秀
(太鐘守から転送)
太 宗秀[注 1](テ・ジョンス、朝鮮語: 태종수、1936年3月20日 - )は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の政治家。 朝鮮労働党中央委員会副委員長、党中央委員会書記局書記、党中央委員会政治局委員、朝鮮労働党中央軍事委員会委員、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員、副総理などを歴任。副首相を務めた鄭一龍の婿[2]。
太宗秀 태종수 | |
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生年月日 | 1936年3月20日(88歳) |
出生地 | 日本統治下朝鮮咸鏡北道明川郡下雩面 |
出身校 | 万景台革命学院 |
所属政党 | 朝鮮労働党 |
称号 | 金正日勲章 |
最高人民会議代議員 | |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2009年3月8日 - |
最高指導者 |
金正日(1994年 - 2011年) 金正恩(2011年 - ) |
在任期間 | 2019年4月10日 - |
委員長 | 金正恩(2012年 - ) |
在任期間 | 2018年4月11日 - 2020年4月12日 |
委員長 | 金正恩(2016年 - ) |
朝鮮労働党中央委員会副委員長 | |
在任期間 | 2017年10月7日 - |
党委員長 | 金正恩(2016年 - ) |
朝鮮労働党中央委員会政治局委員 | |
在任期間 | 2017年10月7日 - |
党委員長 | 金正恩(2016年 - ) |
その他の職歴 | |
朝鮮労働党軍需工業部長 (2017年10月7日 - ) | |
最高人民会議常任委員会委員 (2014年4月9日 - 2019年3月10日) | |
朝鮮労働党中央委員会書記局書記 (2010年9月28日 - 2016年5月9日) | |
朝鮮労働党中央委員会政治局委員候補 (2010年9月28日 - 2016年5月9日) | |
朝鮮労働党中央委員会委員 (2010年9月28日 - ) | |
朝鮮労働党総務部長 (2010年6月 - 不明) | |
咸鏡南道党委員会責任書記 (2009年8月 - 2010年6月 2012年4月 - 2016年) | |
内閣副総理 (2007年10月 - 2009年8月) | |
朝鮮労働党中央委員会委員候補 (1980年10月10日 - 2010年9月28日) |
太宗秀 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 태종수 |
漢字: | 太宗秀 |
発音: | テ・ジョンス |
日本語読み: | たいそうしゅう |
英語表記: | Thae Jong-su |
略歴
編集1936年に咸鏡北道明澗郡で生まれた。万景台革命学院卒業。1970年に平安北道党書記に就任し、1980年に朝鮮労働党中央委員会委員候補に選出された。
2007年に副総理に就任した。2009年に咸鏡南道党委員会責任書記を経て、2010年にデノミ政策に失敗して失脚した朴南基党財政計画部長の後任として党財政計画部長となる。2010年9月の朝鮮労働党の第3回党代表者大会で党中央委員会書記局書記、党中央委員会政治局委員候補となる。2016年5月に開催された朝鮮労働党第7次大会で党中央委員会書記局に代わって新設された政務局の中央委員会副委員長の名簿に掲載されず同職からの退任が確認された[3]。2017年10月に行われた朝鮮労働党中央委員会第7期第2回総会で党中央委員会政治局委員に補選され、党中央委員会副委員長、党軍需工業部部長に選出された[4]。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 朝鮮第十四屆最高人民會議第一次會議舉行第一天會議”. 労働新聞. 2020年9月25日閲覧。 “會議選舉崔龍海爲國務委員會第一副委員長;選舉朴奉珠爲副委員長;選舉金才龍、李萬建、李洙墉、金英哲、太宗秀、李容浩、金秀吉、努光鐵、鄭京擇、崔富一、崔善姬爲委員。” “
- ^ 北、権力要職も世襲 デイリーNK 2012年1月11日
- ^ “朝鮮勞動黨19人政治局委員名單出爐”. 大公網 (2016年5月10日). 2016年6月1日閲覧。
- ^ 朝鮮労働党中央委員会の総会…金与正氏が党中央委員に デイリーNK 2017年10月8日
- ^ 北朝鮮で最高人民会議開催…金正恩氏は出席せず デイリーNK 2020年4月13日
参考サイト
編集 朝鮮民主主義人民共和国
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