嫦娥6号(じょうが6ごう)は、嫦娥計画第三段階の月探査機で、計画第三段階に実施するサンプルリターンを任務とする。嫦娥6号は海南省文昌衛星発射場から発射され、月面で自動的にサンプルを採取して月から戻るミッションである。世界初の月の裏側からのサンプルリターンに成功した[11]

嫦娥6号
嫦娥5/6号の全備状態での実物大モックアップ
任務種別サンプルリターン
運用者CNSA
COSPAR ID2024-083A
任務期間53 days (planned)
143日, 10時間, 11分
(in progress)
特性
製造者CAST
打ち上げ時重量8,350 kg (18,410 lb)[1]
任務開始
打ち上げ日3 May 2024 (2024-05-03)
09:27:29 UTC[2][3]
ロケット長征5号
打上げ場所文昌衛星発射場
任務終了
着陸日25 June 2024 (2024-06-26) (expected)
着陸地点内モンゴル自治区, China (expected)
Lunarオービター
軌道挿入 8 May 2024
02:12 UTC[4]
軌道脱出 20 June 2024 (expected)
軌道パラメータ
近apsis 200 km (120 mi)
軌道傾斜角 137°
Lunar着陸船
着陸 1 June 2024
22:23:16 UTC[5][6]
帰還 3 June 2024
23:38:10 UTC[7]
着陸地点 Southern mare of Apollo Basin
南緯41度38分18秒 西経153度59分08秒 / 南緯41.63839度 西経153.98545度 / -41.63839; -153.98545[8][9]
Lunarローバー
着陸 1 June 2024
22:23:16 UTC[5][6]
着陸地点 Southern mare of Apollo Basin[8][10]

歴史

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2024年

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  • 5月3日 - 打ち上げ[11]
  • 5月8日 - 月周回軌道到達[11]
  • 6月2日 - アポロ・クレーターに着陸[11]
  • 6月4日 - 月面を離陸[11]
  • 6月6日 - 月周回機とドッキングし、試料の保管容器を帰還機に移動[11]
  • 6月19日 - 地球への航行開始[11]
  • 6月25日 - 内モンゴル自治区に着陸[11]
  • 6月26日 - サンプル容器がCNSAから中国科学院に引き渡された[12]
  • 6月28日 - 回収した試料が1935.3 gと発表された[12]

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ Historic journey from Chang'e 6 lifts off”. China National Space Administration (3 May 2024). 3 May 2024時点のオリジナルよりアーカイブ。3 May 2024閲覧。
  2. ^ Jones, Andrew (10 January 2024). “China's Chang'e-6 probe arrives at spaceport for first-ever lunar far side sample mission”. SpaceNews. 3 May 2024時点のオリジナルよりアーカイブ10 January 2024閲覧。
  3. ^ Long March 5 – Chang'e 6”. nextspaceflight.com. 29 April 2024時点のオリジナルよりアーカイブ3 May 2024閲覧。
  4. ^ 嫦娥六号探测器成功实施近月制动顺利进入环月轨道飞行” (中国語). 中国新闻网 (8 May 2024). 8 May 2024時点のオリジナルよりアーカイブ8 May 2024閲覧。
  5. ^ a b Jones, Andrew (1 June 2024). “Chang'e-6 lands on far side of the moon to collect unique lunar samples”. SpaceNews. 2 June 2024時点のオリジナルよりアーカイブ1 June 2024閲覧。
  6. ^ a b Seger Yu [@SegerYu] (2024年6月1日). "落月时刻 2024-06-02 06:23:15.861" (中国語). X(旧Twitter)より。 {{cite web}}: Cite webテンプレートでは|access-date=引数が必須です。 (説明)
  7. ^ China's Chang'e-6 lifts off from far side of moon”. Reuters.com (3 June 2024). 3 June 2024閲覧。
  8. ^ a b 大陸「嫦娥六號」明年5月發射 擬帶回月球背面岩石採樣” (中国語). 聯合報 (25 April 2023). 25 April 2023時点のオリジナルよりアーカイブ25 April 2023閲覧。
  9. ^ Segar Yu (2 June 2024). “@SegarYu” (中国語). X. 2 June 2024時点のオリジナルよりアーカイブ2 June 2024閲覧。
  10. ^ Segar Yu (2 June 2024). “@SegarYu” (中国語). X. 2 June 2024時点のオリジナルよりアーカイブ2 June 2024閲覧。
  11. ^ a b c d e f g h 【速報】中国の月探査機「嫦娥6号」地球帰還 月の裏側からのサンプルリターンは世界初”. sorae (2024年6月25日). 2024年6月26日閲覧。
  12. ^ a b 中国の月探査機「嫦娥6号」が月の裏側で採取したサンプルは1935.3グラム”. sorae (2024年6月29日). 2024年6月30日閲覧。

関連項目

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