子安峻

日本のジャーナリスト

子安 峻(こやす たかし、1836年2月18日天保7年1月2日)- 1898年明治31年)1月15日)は、明治時代に活動した日本ジャーナリスト[1][2]実業家[3]英語学者[3]である。初代読売新聞社長を務めた[1][3]。幼名は鉄五郎[2]。号は悟風[1]

経歴・人物

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美濃大垣藩士であった子安宗茂とその妻であったまきとの子として生まれる[2]。後に大村益次郎及び佐久間象山の門下となり、蘭学[1][2]砲術[4]、英語学等多彩な学問を学んだ。明治維新後に外務省神奈川裁判所に勤め[1]翻訳官を務めた[1][3]。また同時期に本野盛亨柴田昌吉らと親交を持ち[2]、彼らと共に弁天町に活版印刷所の日就社の設立に携わった[1][2]

これによって、1874年(明治7年)に読売新聞社を創立し、初代社長に就任した[1][2]1877年(明治10年)に外務省から退官するも[3]1880年(明治13年)には貿易会社「扶桑協会」の設立に携わったり[2]日本銀行の初代監事を務める等[1]、実業家としても活動した[3]1889年(明治22年)に退任した後に独立し[2]、自身の新聞を創刊するも失敗に終わるなど不遇の晩年を過ごした[4]

発行物・著作物

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新聞

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その他

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  • 『付音挿図英和字彙』- 柴田[3]、本野[1]との共著。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j 子安峻”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社)株式会社DIGITALIO. 2023年2月1日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j 子安峻”. 朝日日本歴史人物事典(朝日新聞出版)株式会社DIGITALIO. 2023年2月1日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 子安峻”. 精選版 日本国語大辞典 株式会社DIGITALIO. 2023年2月1日閲覧。
  4. ^ a b c d 子安峻”. ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典(ブリタニカ・ジャパン)株式会社DIGITALIO. 2023年2月1日閲覧。

外部リンク

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先代
設立
読売新聞社社長
1874年 - 1889年
次代
本野盛亨