孝子神社

岐阜県養老町にある神社

孝子神社(こうしじんじゃ)は、岐阜県養老郡養老町にある神社である。

孝子神社
所在地 岐阜県養老郡養老町鷲巣
位置 北緯35度16分56.2秒 東経136度33分18.1秒 / 北緯35.282278度 東経136.555028度 / 35.282278; 136.555028 (孝子神社)座標: 北緯35度16分56.2秒 東経136度33分18.1秒 / 北緯35.282278度 東経136.555028度 / 35.282278; 136.555028 (孝子神社)
主祭神 源丞内
創建 2007年平成19年)12月31日
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概要

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元々は2000年平成12年)、加賀屋天満宮(大阪府大阪市住之江区)の境内に仮に創建されていた神社であるが、2007年(平成19年)に遷宮の儀が行われ、この地に祀られている。

創建当初は、創建に関わった加賀屋天満宮の元宮司が宮司を務めていた。

創建当初は祠などの小規模な神社であったが、徐々に境内を整えている。2024年現在、孝子神社の名称では無く、「赤山神社」「天地之神 百々神社」の二つの神社を祀っており、鳥居に掲げられた名は「両宮」となっている。

祭神

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源丞内
養老の滝に伝わる「養老孝子伝説」で登場する人物。実在の人物かは不明。「養老孝子伝説」は鎌倉時代古今著聞集に記載されているものであり、親孝行の教訓として語り伝えられた話という。

沿革

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1982年昭和57年)
加賀屋天満宮の宮司(当時)が養老の滝を訪れる。このさい、「養老孝子伝説」の源丞内を祀る神社が養老に存在しないことを知る。養老の滝に関わり、源丞内に関連する神社仏閣としては、養老神社養老寺がある。養老神社は源丞内が創建に関わったというが、祭神は菊理媛神菅原道真元正天皇聖武天皇である。養老寺は奈良時代元正天皇の御代、源丞内が開いたという伝承があり、源丞内の墓と伝えられる墓が存在する。
2000年(平成12年)
加賀屋天満宮の宮司が加賀屋天満宮の境内に、源丞内を祭神とした孝子神社を仮創建する。また、養老町では「養老孝子源丞内の会」が設立され、源丞内を養老町で祀るための活動が開始される。
2007年(平成19年)
養老町の不動産業者の厚意で用地を確保されたことにより、12月31日、現在地に孝子神社が創建され、遷宮の儀が行われる。

所在地

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  • 岐阜県養老郡養老町鷲巣

交通機関

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関連項目

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