宇津木秀
宇津木 秀(うつき しゅう、1994年5月6日 - )は、日本のプロボクサー。埼玉県所沢市出身[1]。ワタナベボクシングジム所属。第63代日本ライト級王者。第49代OPBF東洋太平洋ライト級王者。
基本情報 | |
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本名 | 宇津木 秀 |
階級 | ライト級 |
身長 | 172cm |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1994年5月6日(30歳) |
出身地 | 埼玉県所沢市 |
スタイル | 右ボクサーファイター |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 15 |
勝ち | 14 |
KO勝ち | 12 |
敗け | 1 |
来歴
編集花咲徳栄高校卒業後、平成国際大学に入学[2]。なお平成国際大学時代、ボクシング部の主将だったことがある[3]。
2017年、全日本社会人大会で優勝[4]。2018年2月、B級プロテストに合格[5]。
2018年3月27日、プロデビュー戦は3回TKO勝ち[6]。
2019年6月19日、幕張メッセで日本フェザー級10位のピッコロ・ヴォリバーとライト級8回戦を行い、3回26秒KO勝ち[7]。
2020年10月30日、後楽園ホールで酒井孝之と対戦し、2回58秒TKO勝ちを収めた[8]。
2021年1月22日、後楽園ホールで脇田将士と対戦し、4回1分57秒TKO勝ちを収めた[9]。
2021年7月14日、後楽園ホールで中井龍と対戦し、8回3-0(76-75×2、77-74)で判定勝ちを収めた[10]。
そして2022年2月8日、後楽園ホールにて開催された「ダイヤモンドグローブ」のメインイベントで元日本スーパーライト級王者で日本ライト1位の鈴木雅弘と日本ライト級王座決定戦を行い、9回44秒TKO勝ちで王座を獲得した[11]。
2022年6月14日、後楽園ホールにて富岡樹と対戦し、8回1分8秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[12]。
2022年11月17日、後楽園ホールで日本ライト級4位のジロリアン陸と対戦し、3回2分48秒TKO勝ちを収め、2度目の防衛に成功した[13]。
2023年4月26日、後楽園ホールで日本ライト級1位の仲里周磨と対戦し、3回1分40秒KO負けを喫し、プロ13戦目にして初黒星と同時に王座陥落となった[14]。
2023年12月14日、後楽園ホールで日本ライト級9位の柳堀隆吾と対戦し、5回2分35秒TKO勝ちを収め再起に成功した[15]。
2024年7月19日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋ライト級王者の鈴木雅弘と再戦し、5回2分54秒TKO勝ちを収め王座を獲得した。
戦績
編集- アマチュアボクシング - 108戦81勝(23KO)27敗
- プロボクシング - 15戦14勝(12KO)1敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2018年3月27日 | ☆ | 3R 0:32 | TKO | ミーチャイヤ・ゲーオクワンリゾート | タイ | プロデビュー戦 |
2 | 2018年6月7日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | 齊藤陽二(角海老宝石) | 日本 | |
3 | 2018年11月28日 | ☆ | 2R 1:20 | KO | 徐達 | 中華人民共和国 | |
4 | 2019年2月26日 | ☆ | 8R 2:02 | TKO | ジェリー・カストロヴェルデ(寝屋川石田) | フィリピン | |
5 | 2019年6月19日 | ☆ | 3R 0:26 | KO | ピッコロ・ヴォリバー(カシミ) | ベネズエラ | |
6 | 2019年10月30日 | ☆ | 2R 2:27 | KO | ソムポート・シーサ | タイ | |
7 | 2020年10月30日 | ☆ | 2R 0:58 | TKO | 酒井孝之(花形) | 日本 | A級トーナメント予選 |
8 | 2021年1月22日 | ☆ | 4R 1:57 | TKO | 脇田将士(ミツキ) | 日本 | A級トーナメント決勝 |
9 | 2021年7月14日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | 中井龍(角海老宝石) | 日本 | |
10 | 2022年2月8日 | ☆ | 9R 0:44 | TKO | 鈴木雅弘(角海老宝石) | 日本 | 日本ライト級王座決定戦 |
11 | 2022年6月14日 | ☆ | 8R 1:08 | TKO | 富岡樹(角海老宝石) | 日本 | 日本王座防衛1 |
12 | 2022年11月17日 | ☆ | 3R 2:48 | TKO | ジロリアン陸(フラッシュ赤羽) | 日本 | 日本王座防衛2 |
13 | 2023年4月26日 | ★ | 3R 1:40 | KO | 仲里周磨(オキナワ) | 日本 | 日本王座陥落 |
14 | 2023年12月14日 | ☆ | 5R 2:35 | TKO | 柳堀隆吾(花形) | 日本 | |
15 | 2024年7月19日 | ☆ | 5R 2:54 | TKO | 鈴木雅弘(角海老宝石) | 日本 | OPBF東洋太平洋ライト級タイトルマッチ |
テンプレート |
獲得タイトル
編集アマチュア
編集- 平成29年度全日本社会人選手権大会ライトウェルター級 優勝
プロ
編集脚注
編集- ^ FIGHT THE POWER Boxing Raise
- ^ 宇津木 秀 メインイベント! 花咲徳栄高校
- ^ 平国大ボクシング部・木庭監督に聞く/BOX サンスポ 2016年5月11日
- ^ 全日本社会人選手権、8人の王者が誕生 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年12月18日
- ^ 宇津木&堤がB級プロテスト合格 元王者内山を尊敬 日刊スポーツ 2018年2月20日
- ^ 2018年3月試合結果 日本ボクシングコミッション
- ^ “戦うシングルマザー”吉田実代が世界王座獲得 4歳の愛娘「ママ、おめでとう!」 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年6月19日
- ^ 日本ライト級8位の宇津木が会心の2回TKO勝ち セミは中井龍が内藤未来に判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2020年10月30日
- ^ 坂晃典が6回TKO勝ち 日本S・フェザー級V1 渡邉卓也は初KO負けで3度目の正直ならず Boxing News(ボクシングニュース)2021年1月22日
- ^ WBOアジア王者の重岡銀次朗 2回TKOでV2「世界チャンスあればいつでも」 Boxing News(ボクシングニュース)2021年7月14日
- ^ 宇津木秀が快勝で日本ライト級新王者、鈴木雅弘との注目対決9回TKOで制す Boxing News(ボクシングニュース)2022年2月8日
- ^ 宇津木秀が熱戦制し日本ライト級V1 奮闘の富岡樹は3度目実らず Boxing News(ボクシングニュース)2022年6月14日
- ^ 宇津木秀が公約通り圧勝で日本ライト級V2 ジロリアン陸の強打封じ3回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2022年11月17日
- ^ 仲里周磨 3回KOで勝利「最後のパンチは練習の成果」 父・繁会長以来21年ぶり沖縄にベルト デイリースポーツ 2023年4月27日
- ^ 前日本ライト級王者の宇津木秀が再起戦勝利 アジア最強トーナメント出場を宣言 Boxing News(ボクシングニュース) 2023年12月14日
関連項目
編集外部リンク
編集- 宇津木 秀 - ワタナベボクシングジム
- 宇津木秀 (@ShuGodmachoman) - X(旧Twitter)
- 宇津木秀 (@s.u.5.6) - Instagram
- 宇津木秀の戦績 - BoxRec
空位 前タイトル保持者 吉野修一郎 |
第63代日本ライト級王者 2022年2月8日 - 2023年4月26日 |
次王者 仲里周磨 |
前王者 鈴木雅弘 |
第49代OPBF東洋太平洋ライト級王者 2024年7月19日 - 現在 |
次王者 N/A |