安川 英昭(やすかわ ひであき、1931年11月13日 - 2014年2月25日)は、日本の技術者、実業家。セイコーエプソン代表取締役社長を務めた。

略歴 編集

東京都生まれ。北海道小樽市で育つ。北海道庁立小樽中学校(現・北海道小樽潮陵高等学校)を経て、1955年東京大学工学部精密工学科卒業、第二精工舎(現・セイコーインスツル)入社。1959年諏訪精工舎(現・セイコーエプソン)転籍。自動巻き腕時計「ジャイロマーベル」、世界初のクォーツ腕時計「セイコークォーツ・アストロン」などを開発し商品化。1976年同社取締役。1991年セイコーエプソン代表取締役社長[1]。1998年長野県経営者協会会長。2001年セイコーエプソン会長。2002年日本経団連理事。2003年同社の東証一部上場に尽力。同社相談役を経て、2009年同社名誉相談役。サイトウキネン理事などを務めた。

著書 編集

単著 編集

  • 『意志あるところに道は開ける』学芸みらい社信州倶楽部叢書 2015年

共著 編集

脚注 編集

先代
中村恒也
セイコーエプソン社長
1991年 - 2001年
次代
草間三郎