宮城野』(みやぎの)は、2008年製作・2010年公開の日本映画である。

矢代静一作による同題戯曲を映画化した作品である。謎多き浮世絵師である東洲斎写楽をモチーフにした新感覚の時代劇。矢代の娘の毬谷友子が主演している。

“もう一つのエンディング版”である『宮城野〈ディレクターズカット版〉』も製作され、この作品はお蔵出し映画祭2011のコンペ部門にノミネートされて、審査員特別賞を受賞した。

ストーリー 編集

寛政6年。江戸の処刑場では、写楽殺し罪で宮城野と言う名の女郎が、処刑されようとしていた。その宮城野には、写楽の弟子である偽絵師の矢太郎という馴染客がいた。ある日、宮城野は、訪れた矢太郎が師の写楽を殺してきたらしいことを察するのだが。

キャスト 編集

スタッフ 編集

  • 監督:山﨑達璽
  • チーフプロデューサー:戸山剛
  • ゼネラルプロデューサー:荻野友大
  • プロデューサー:John Williams
  • エグゼクティブ:四宮隆史
  • 原作:矢代静一
  • 脚本:酒井雅秋
  • 撮影:瀬川龍
  • 照明:原由巳
  • 美術:池谷仙克
  • 録音:鴇田満男
  • 音楽:野崎良太Jazztronik
  • 上映時間:77分(スタンダード版)、113分(ディレクターズカット版)

外部リンク 編集