小田急花鳥山脈(おだきゅう・かちょうさんみゃく)は、かつて静岡県富士宮市の富士山麓、田貫湖南岸にあった小田急電鉄経営のレジャー施設である。

小田急花鳥山脈
Odakyu Kacho Sanmyaku
施設情報
愛称 花鳥山脈
事業主体 小田急電鉄株式会社
管理運営 小田急電鉄株式会社
開園 1970年4月1日
閉園 1998年3月31日
所在地 418-0107
静岡県富士宮市佐折634
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概要

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1970年4月1日にオープン。約67万平方メートルの広さのの大自然公園で、園内には野鳥園、長者ガ池の大噴水、ボートに乗れる天子沼、芝生広場や森林の中の遊歩道、ミニ遊園地などがあった。四季折々の花が楽しめ、多くの野鳥を見ることができた。このほかオリエンテーリング、ウォーキングラリー、サイクリングなどが楽しめ、フラワーカーと呼ばれた車が園内を周る足となっていた。

しかし、少子化レジャーの多様化により集客数は減少し、営業継続は困難なことから1998年3月に閉園した[1]。跡地は、日本大学が2001年に10億円で購入し、花鳥山脈実習所として、生物資源科学部が使う実習地などに利用されている[2][3]

脚注

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  1. ^ 花鳥山脈「謝恩イベント」のご案内。平成10年3月8日(日)をもって営業を終了いたします。長い間ご愛顧ありがとうございました。”. 小田急電鉄ニュースリリース. 1998年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月24日閲覧。
  2. ^ 「小田急花鳥山脈」跡地の売却について”. 小田急電鉄ニュースリリース. 2001年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月2日閲覧。
  3. ^ 日本大学広報468号”. 2007年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月24日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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