小郡カンツリー倶楽部(おごりカンツリーくらぶ)は、 福岡県小郡市にあるゴルフ場である。

小郡カンツリー倶楽部
Ogori Country Club
小郡カンツリー倶楽部
小郡カンツリー倶楽部の空中写真。
2010年6月5日撮影。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。 地図
所在地 日本の旗 日本
福岡県小郡市三沢1788番地
座標: 北緯33度25分35秒 東経130度32分30秒 / 北緯33.42639度 東経130.54167度 / 33.42639; 130.54167
概要
開業 1964年(昭和39年)11月11日
運営 メンバーシップコース
設計 上田 治(東コース)
阿部 恒雄(西・南コース)
運営者 株式会社 小郡カンツリー倶楽部
コース

西コース 東コース
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 4 390 1 5 500
2 4 370 2 3 200
3 3 175 3 4 340
4 4 335 4 4 400
5 3 170 5 4 390
6 4 445 6 4 460
7 5 540 7 5 570
8 4 425 8 4 340
9 5 525 9 3 190
36 3375 36 3390
南コース

HOLE PAR YARD
1 4 410
2 3 165
3 4 365
4 4 455
5 3 175
6 5 505
7 5 500
8 4 430
9 4 390
36 3395
その他
公式サイト 小郡カンツリー倶楽部
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概要 編集

福岡県南部に位置する小郡市には戦前、九州を代表するゴルフ場の「福岡ゴルフ倶楽部大保コース」【1926年(昭和元年)開場、1944年(昭和19年)閉鎖、設計・川崎保】があった[1]第二次世界大戦で姿を消したが、その福岡ゴルフ倶楽部大保コースがあった所から北側僅かな所に「小郡カンツリー倶楽部」がある[1]。福岡県では第8番目に開場したコースである[1]

小郡カンツリー倶楽部は、1964年(昭和39年)11月、アウトコース(西コース)9ホールが仮オープンし、1965年(昭和40年)11月、インコース(東コース)9ホールが完成し全18ホールを正式オープンされた[1]1974年(昭和49年)9月、増設の南コース9ホールが完成され合計27ホールのゴルフ場が完成された[1]

1982年(昭和57年)7月、日本プロゴルフ協会の公式競技である関西プロゴルフ選手権大会[2]が開催された[1]1992年(平成4年)6月、新クラブハウスが完成した[1]1993年(平成5年)6月、ティフトンを除去し、フェアウェイの改修工事を行った[1]

コースは、全体的にフラットで落ち着いた雰囲気の丘陵コースで、高速コーライグリーンが特徴である[3]上田治が設計した東コースは、フェアウェイは広く、老松、竹林、杉桧林の間をぬい大きな3つの池を配したレイアウトである[3]。ティグランドからグリーンまで緩やかに曲がる壮大ラインが描かれたている[3]。阿部恒雄が設計した西・南コースは、西はフェアウェイが広くグリーンも大きな明るい開放的なコースで、南は西・東に比べると距離が長く難しく、ミドルホールは距離があり難しい[3]

所在地 編集

〒838-0106 福岡県小郡市三沢1788番地

コース情報 編集

  • 開場日 - 1964年11月11日
  • 設計者 - 上田 治(東コース)、阿部 恒雄(西・南コース)
  • 面積 -1,050,000 m2(約31.7万坪)
  • コースタイプ - 丘陵コース
  • コース - 27ホールズ、パー108、10,160ヤード、コースレート、西・東コース71.5、東・南コース71.5、南・西コース71.6
  • フェアウェー - コウライ
  • ラフ - ノシバ
  • グリーン - 1グリーン、コーライ
  • ハザード - バンカー66、池が絡むホール5
  • ラウンドスタイル - キャディ・セルフ選択可、キャディ付歩行プレー基本、乗用カート(5人乗り)自走式 
  • 練習場 - 10打席80ヤード
  • 休場日 - 毎週月曜日(セルフ営業)、12月31日、1月1日・2日[4][5]

クラブ情報 編集

ギャラリー 編集

交通アクセス 編集

鉄道

道路

脚注 編集

関連文献 編集

  • 『ゴルフ場ガイド 西版』、2006-2007、「小郡カンツリー倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2021年9月19日閲覧

関連項目 編集

外部リンク 編集