山下 智弘(やました ともひろ、1974年4月12日[1] - )は、日本の実業家。リノベる株式会社創業者 代表取締役社長

概要 編集

奈良県出身。大阪府立香里丘高等学校近畿大学理工学部卒業[2]。中学、高校、大学とラグビーに明け暮れる。大学卒業後、リコージャパン株式会社に入社。社会人ラグビーに所属しながら、建築の面白さを知る。その際に、建築・建設業に携わる中で、建てては壊す「スクラップ&ビルド」を繰り返す日本の現状を目の当たりにして「自由な空間をもっと手に入れられるような世の中をつくろう」と独立を決意。

1998年に専門商社に入社し、ゼネコン等への出向を通じて数々のマンション建設に従事し、デザイン事務所・不動産・家具職人・大工などを経て、2002年にデザイン事務所field設立。2004年に、大阪南堀江に株式会社esを設立し代表取締役に就任。[3]その過程で、デザイン事務所・家具工房・インテリアショップ・レストラン・農場運営まで行い、野菜・家具から空間まですべて手作りで作り出す。

2010年に拠点を東京に移し、中古住宅購入とリノベーションをワンストップで行うリノベる株式会社を設立し、代表取締役へと就任。同年には、一般社団法人リノベーション住宅推進協議会理事に就任。「日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に。」というミッションのもと、日本の資産ともいえる中古マンションのリノベーション事業を急成長させている。現在は、スマートホーム提案、一棟マンションのリノベーション・コンバージョン(用途変更)事業として都市創造事業、テクノロジーを活用したリノベーション・プラットフォームを構築している。2020年4月には、「テクノロジーで人々の暮らしを豊かにする。」をミッションとした一般社団法人LIVING TECH協会の代表理事に就任。[4]

2019年にグロービス経営大学院が運営する「あすか会議」へ登壇。2021年6月にはビジネスブレイクスルー大学が運営する「大前研一×PRESIDENT エグゼクティブセミナー」に登壇した。近年は母校の近畿大学が主催するKINDAIサミットへの登壇を行い、同ADVISORY BOARDとしても活動中。

企業経営の傍ら現在もタッチラグビーを行う。2019年にはタッチラグビーワールドカップの男子40歳以上の部で日本代表として銅メダルを獲得。タッチラグビー日本代表キャップ保有数8。

略歴 編集

著書 編集

脚注 編集

  1. ^ 山下智弘”. www.facebook.com. 2020年9月26日閲覧。
  2. ^ 山下智弘”. www.facebook.com. 2020年9月26日閲覧。
  3. ^ プレスリリース配信サービス”. valuepress. 2020年9月26日閲覧。
  4. ^ ボードメンバー”. リノベる株式会社. 2020年9月26日閲覧。
  5. ^ 山下 智弘”. BizZine. 2020年9月26日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集