山口勇子
日本の児童文学作家
経歴
編集広島県広島市出身[1]。広島女学院専門学校中退。広島にて被爆した体験をもとにした文学作品を発表する。
原水爆禁止日本協議会理事、日本民主主義文学同盟の副議長もつとめた。
1982年に長編小説『荒れ地野ばら』にて第14回多喜二・百合子賞を受賞する。
著書・著作
編集著書
編集児童向け
編集- 『スカーフは青だ』新日本出版社、1969
- 『かあさんの野菊』新日本出版社、1974
- 『絵本 おこりじぞう』金の星社、1979(作画:四国五郎、ISBN 978-4323002378)
- 『人形マリー』新日本出版社、1980
- 『おこりじぞう』新日本出版社、1982
- 『ヒロシマの火』新日本おはなし文庫、1988
一般向け
編集- 『荒れ地野ばら』新日本出版社、1981
- 『みずき芽吹くとき』新日本出版社、1984
- 『海はるか』新日本出版社、1988
- 『にんげんの鎖』全2巻 新日本出版社、1989
共著
編集- 『短編集 真夏日に撃たれて』 原爆と文学の会編、日曜舎、1995
- 『短編集 竹筒に花はなくとも』原爆と文学の会編、日曜舎、1997
出典・脚注
編集- ^ a b 朝日新聞、2000年1月4日朝刊社会面
- ^ コトバンク・山口勇子
- ^ コトバンク・山口 勇子
関連項目
編集- 劇団かかし座(かさこじぞう/おこりじぞう1986年-)
- 中村啓子 短編人形アニメーション おこりじぞう(文部省選定) ナレーション(1983年、制作:翼プロダクション
- 木内みどり (おこりじぞう朗読2016年)
- 笠原弘子 (舞台おこりじぞう出演)
- 広島原爆をテーマとした作品