山崎聡子 (歌人)
日本の歌人
山崎 聡子(やまざき さとこ、1982年3月30日 - )は、日本の歌人。
山崎 聡子(やまざき さとこ) | |
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誕生 |
1982年3月30日(42歳)[1] 日本 栃木県下都賀郡石橋町 (現・下野市)[2] |
職業 | 歌人 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 早稲田大学第一文学部総合人文学科文芸専修卒業[1] |
ジャンル | 短歌 |
主な受賞歴 |
第53回短歌研究新人賞(2010年) 第14回現代短歌新人賞(2014年) |
デビュー作 | 『手のひらの花火』(2013年) |
所属 | 未来、pool |
ウィキポータル 文学 |
経歴
編集1982年、栃木県下都賀郡石橋町(現・下野市)生まれ[1][2]。作新学院中等部・作新学院高等学校卒業[3]。2002年、早稲田大学第一文学部2年生のとき、水原紫苑の授業をきっかけに作歌を始め、早稲田短歌会に入会[1]。卒業制作では日高堯子の指導を受ける[1]。2008年より短歌同人誌「pool」[注釈 1]に参加[4]。2010年、「死と放埓なきみの目と」30首で第53回短歌研究新人賞受賞[1]。
2013年、第一歌集『手のひらの花火』刊行。同年未来短歌会に入会[5]。 2014年、同歌集で第14回現代短歌新人賞を受賞[6]。
2022年、第二歌集『青い舌』で第3回塚本邦雄賞を受賞。
2023年度「NHK短歌」第2週選者[7]。第6回笹井宏之賞(2024年発表)の選考委員となり、岡本恵「盲霧」を個人賞である山崎聡子賞に選出[8]。第7回も選考委員を務めることが告知されている[9]。
著作
編集単著
編集- 『歌集 手のひらの花火』短歌研究社、2013年5月20日。ISBN 978-4-86272-319-2
- 『歌集 青い舌』書肆侃侃房〈現代歌人シリーズ〉、2021年7月10日。ISBN 978-4-86385-470-3
アンソロジー
編集- 山田航編『桜前線開架宣言:Born after 1970 現代短歌日本代表』左右社、2015年12月25日。ISBN 978-4-86528-133-0
- 東直子・佐藤弓生・千葉聡編『短歌タイムカプセル』書肆侃侃房、2018年1月31日。ISBN 978-4-86385-300-3
- 「短歌研究」編集部編『平成じぶん歌:八十九歌人、「三十一年」をうたう』短歌研究社〈短歌研究ムック〉、2019年7月20日。ISBN 978-4-86272-616-2
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f 「第五十三回短歌研究新人賞発表」『短歌研究』第67巻第9号、短歌研究社、2010年9月、49頁、ISSN 1342-5633、NAID 40017280246。
- ^ a b “読書人 ”郷土”特集” (PDF). 下野市. 広報しもつけ. 下野市. p. 25 (2016年11月1日). 2021年1月10日閲覧。
- ^ “Facebook”. www.facebook.com. 2021年1月10日閲覧。
- ^ “pool バックナンバー”. pool. 2021年1月10日閲覧。
- ^ 山崎聡子 [@satoky] (2013年12月1日). "「未来」十二月号届きました。これで正式に未来に入った、と明言できます。みなさま、よろしくお願いします。". X(旧Twitter)より2021年1月10日閲覧。
- ^ 東直子・佐藤弓生・千葉聡 編『短歌タイムカプセル』書肆侃侃房、2018年1月31日、218頁。ISBN 978-4-86385-300-3。
- ^ “NHK短歌”. NHK. 2023年4月1日閲覧。
- ^ 『ねむらない樹』(書肆侃侃房)11号、2024年2月。ISBN 978-4-86385-614-1
- ^ 前掲『ねむらない樹』11号「第7回笹井宏之賞募集要項」。
外部リンク
編集- 山崎聡子 (@satoky) - X(旧Twitter)