日本 > 都道府県 > 奈良県 > 山辺郡 > 山添村 > 山添村村歌

山添村村歌」(やまぞえむらそんか)は、日本奈良県山辺郡山添村が制定した村歌である。作詞は山添村村歌制定委員会で補作詞は槍一之、作曲はキダ・タロー

山添村村歌

村歌の対象
山添村

作詞 山添村村歌制定委員会
槍一之(補作)
作曲 キダ・タロー
採用時期 1977年2月1日[1]
言語 日本語
テンプレートを表示

本記事では、村歌と同一の告示で制定された村民音頭の「山添音頭」についても解説する。

解説

編集
「山添村村歌・音頭」
(A面) 芹洋子 / (B面) 三井由美子
デューク・エイセス
シングル
A面 山添村村歌
B面 奈良県山添村音頭
リリース
規格 コンパクト盤
ジャンル 村歌音頭
レーベル 朝日ソノラマ(SS-3773)
作詞・作曲 作詞:山添村村歌制定委員会(#A)、山添村音頭制定委員会(#B)、補作:槍一之(#A, B)、作曲:キダ・タロー(#A)、大前成之(#B)
テンプレートを表示

1956年(昭和31年)に山辺郡波多野村豊原村添上郡東山村の3村が合併して発足した山添村の成立20周年を迎えるに当たり記念事業として村歌と村民音頭を制定することになったが、発表は20周年翌年の1977年(昭和52年)2月にずれ込んだ。全4番の歌詞は山添村村歌制定委員会の名義とされ、芹洋子の歌唱で朝日ソノラマレコード規格品番:SS-3773)を製造している。

補作者の槍一之は詩人森菊蔵を代表とする音楽出版社の東京企画に所属して主にCMソングを手掛けていた作詞家[2]、作曲者のキダ・タローとは6年前に北海道ローカルの松尾ジンギスカンCMソング作成でコンビを組んだ関係であった[3]

表題はレコードで「山添村村歌」とされるが例規集の告示では「村」が1つ少ない「山添歌」の表題であり[1]、村の公式サイトでも同一ページ内で表記ゆれが見られる。

2023年(令和5年)、村の教育委員会村立やまぞえ小学校の3・4年生児童向けに作成した社会科地域副読本『わたしたちのふるさと 山添村』では、表紙裏に掲載されたQRコードを読み取ると村歌の紹介ページへリンクするようになっている[4]

山添音頭

編集

村歌と同時に制定された村民音頭「山添音頭」(やまぞえおんど)は「山添村村歌」と同じく1977年(昭和52年)2月1日に制定された[1]。作詞・山添村音頭制定委員会、補作・槍一之、作曲・大前成之で、村歌と同じレコードのB面三井由美子デューク・エイセスの歌唱で収録されている。

毎年秋に開催される山添ふれあいまつりでは「山添音頭」の総踊りが恒例行事となっており[5]、村民には馴染み深い楽曲である。

参考文献

編集
  • 『日本アド・プロダクション年鑑 1982』(六耀社、1982年)

出典

編集
  1. ^ a b c ○山添村歌及び山添音頭”. 山添村例規集. 山添村役場 (1977年2月1日). 2024年5月18日閲覧。
  2. ^ 日本アド・プロダクション年鑑(1982), p420
  3. ^ 松尾吉洋. “ごあいさつ”. マツオ. 2024年5月18日閲覧。
  4. ^ 篠原大輔 (2023年4月23日). “奈良・山添村が小学生に副読本 QRコードでキダ・タローさんの村歌”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). https://www.asahi.com/articles/ASR4Q6TSBR4MPOMB00G.html 2024年5月18日閲覧。 
  5. ^ “踊りの輪、笑顔の村 - イベント多彩 特産市も人気/山添で「ふれあいまつり」”. 奈良新聞. (2019年11月4日). https://www.nara-np.co.jp/news/20191104111041.html 2024年5月18日閲覧。 

関連項目

編集

外部リンク

編集