山添村

日本の奈良県山辺郡の村

山添村(やまぞえむら)は、奈良県北東部、三重県との県境に位置する

やまぞえむら ウィキデータを編集
山添村
村内の大和茶の茶畑
地図
村庁舎位置
山添村旗 山添村章
山添村旗
1972年4月1日制定
山添村章
1972年4月1日制定
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 奈良県
山辺郡
市町村コード 29322-9
法人番号 7000020293229 ウィキデータを編集
面積 66.52km2
総人口 2,938[編集]
推計人口、2024年4月1日)
人口密度 44.2人/km2
隣接自治体 奈良市宇陀市
三重県名張市伊賀市
村の花 ヤマツツジ
山添村役場
村長 野村栄作
所在地 630-2344
奈良県山辺郡山添村大字大西151番地[1]
北緯34度40分51秒 東経136度02分36秒 / 北緯34.68083度 東経136.04347度 / 34.68083; 136.04347座標: 北緯34度40分51秒 東経136度02分36秒 / 北緯34.68083度 東経136.04347度 / 34.68083; 136.04347
山添村役場
山添村役場
外部リンク 公式ウェブサイト

山添村位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

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地理 編集

 
布目湖

奈良県の北東部、三重県との県境に位置する高原の村である。 夏は冷涼、冬は厳寒。自然情緒豊かな県指定の名勝神野山は 四季折々に美しい姿を見せる。北東部を名張川が流れる。

名阪国道が通り、路線バス天理市三重県伊賀市(旧・上野市)と結ばれる。

隣接する自治体 編集

歴史 編集

村名の由来 編集

辺郡上郡の頭字を寄せて「山添」とし、「山間の村として、山に添うて成長する村、山をよりどころとして発展する村」、「古代から霊峰神野山を信仰の対象として生活を営んでいた同族集団が、近世以降の長い分離体制のときを経て、今再びこの山を中心に寄り添い繁栄する村」という将来を祝福して命名された。

沿革 編集

村域の変遷 編集

明治22年 昭和31年 現在
奈良県
山辺郡
豊原村 山添村
波多野村
添上郡
東山村

行政 編集

  • 村長:野村栄作
  • 村議会:議員定数10名
  • 2003年8月、添上郡月ヶ瀬村山辺郡都祁村とともに奈良市に合併することを問う住民投票が行われた結果、反対が多数を占め単独村政を継続することとなったが、のちに翻意。3市村に合併協議を申し入れたものの、いずれの市村も議会付議せず、4市村での合併は不成立となった。

なお、衆議院議員選挙の選挙区は「奈良県第2区」、奈良県議会議員選挙の選挙区は「山辺郡・奈良市選挙区」(定数:11)となっている[2]

経済 編集

 
大和野菜片平あかね

農業協同組合 編集

  • 奈良県農業協同組合(JAならけん)
    • 豊原支店(三ケ谷) - JAバンクATM設置
      • 東山出張所(桐山)
    • 波多野支店(春日) - JAバンクATM設置
    • 山添村営農経済センター(大西)

日本郵政グループ 編集

(2012年12月現在)

各郵便局にはゆうちょ銀行のATMが設置されており、波多野郵便局ではホリデーサービスを実施。

※山添村内の郵便番号は西部区域が「630-22xx」(東山局の集配担当)、東部区域(および奈良市(旧添上郡月ヶ瀬村域))が「630-23xx」(波多野局の集配担当)である。

地域 編集

人口 編集

 
山添村と全国の年齢別人口分布(2005年) 山添村の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 山添村
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

山添村(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

奈良県統計  

  • 2007年10月1日現在 : 4,424人
  • 人口増加率(2002年→2007年) : -8.1%

教育 編集

高校
中学校
  • 山添村立山添中学校
小学校

交通 編集

鉄道 編集

村内を鉄道路線は走っていない。

付近の主な鉄道駅

道路 編集

 
五月橋(国道25号、名張川)

一般国道 編集

主要地方道 編集

一般県道 編集

路線バス 編集

2021年9月現在

  • 山添村コミュニティバス(平日のみ運行)
    • 東豊地域コミュニティバス(東豊どりーむ号):名張駅名張市) - 大西地区および毛原地区
    • 山添水間コミュニティバス:国道山添 - 北野 - 下水間(奈良市、下水間でJR奈良駅方面の奈良交通バスと接続。1往復のみ)

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事 編集

 
山添村・鍋倉渓

観光 編集

施設 編集

脚注 編集

外部リンク 編集