岩代駅

和歌山県日高郡みなべ町西岩代にある西日本旅客鉄道の駅

岩代駅(いわしろえき)は、和歌山県日高郡みなべ町西岩代にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)のである。

岩代駅
駅舎
いわしろ
Iwashiro
南部 (5.1 km)
(5.9 km) 切目
地図
和歌山県日高郡みなべ町西岩代199-2
北緯33度46分49.75秒 東経135度16分45.34秒 / 北緯33.7804861度 東経135.2792611度 / 33.7804861; 135.2792611
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 W 紀勢本線(きのくに線)
キロ程 299.6 km(亀山起点)
新宮から119.4 km
電報略号 イロ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
73人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1931年昭和6年)9月21日[1][2]
備考 無人駅
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谷山浩子の「テングサの歌」に登場する駅である。現在は無人駅であるが同曲の発表当時[3]は有人駅であったため、歌詞中に「駅長さんの帽子が転がる…」というくだりがある。

歴史 編集

駅構造 編集

相対式ホーム2面2線を有する地上駅分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。紀伊田辺方面行きホーム側に駅舎があり、反対側の御坊方面行きホームへは跨線橋で連絡している。古くからの駅舎が残る。

紀伊田辺駅管理の無人駅で、自動券売機等は設置されていない(かつては駅舎には乗車駅証明書発行機の設置があったが、2008年1月時点では既に撤去された模様)。ICOCAのチャージに対応した設備も存在しない。駅舎横にトイレあり。

のりば 編集

のりば 路線 行先
1 W きのくに線 紀伊田辺新宮方面
2 和歌山天王寺方面
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

利用状況 編集

近年の1日平均乗車人員は以下の通り[6]

年度 1日平均
乗車人員
1998年 134
1999年 130
2000年 118
2001年 128
2002年 114
2003年 110
2004年 113
2005年 101
2006年 102
2007年 96
2008年 90
2009年 83
2010年 82
2011年 78
2012年 80
2013年 82
2014年 74
2015年 75
2016年 76
2017年 79
2018年 82
2019年 73

駅周辺 編集

駅附近の梅林では、春先、概ね3月上旬頃には、満開のの花を眺めることが出来る。

  • みなべ町立岩代小学校
  • 岩代郵便局
  • 紀州農協岩代出張所
  • 徳本上人名号碑
  • 有間皇子結松記念碑
  • 岩代王子跡
  • 東岩代川
  • 西岩代川
  • 東岩代八幡神社
  • 西岩代八幡神社
  • 国道42号
  • みなべコミバス「JR岩代」停留所 - 岩代ルート(デマンドタクシー方式)[7]

隣の駅 編集

西日本旅客鉄道(JR西日本)
W きのくに線(紀勢本線)
快速・普通
南部駅 - 岩代駅 - 切目駅

脚注 編集

  1. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、19-21頁。 
  2. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、378-379頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 1979年11月5日。同曲収録のアルバム『夢半球』がリリース。
  4. ^ 「通報 ●福知山線石生駅ほか147駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1985年3月12日、15-16面。
  5. ^ 2020年春ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道和歌山支社、2019年12月13日、3頁。 オリジナルの2021年1月4日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210104022914/https://www.westjr.co.jp/press/article/items/191213_00_wakayama.pdf2021年1月4日閲覧 
  6. ^ 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』
  7. ^ みなべコミバス・岩代ルート|みなべ町”. みなべ町 (2015年4月1日). 2023年1月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月30日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集