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愛知県西尾市中学生いじめ自殺事件

愛知県西尾市中学生いじめ自殺事件(あいちけんにしおし ちゅうがくせいいじめじさつじけん)とは、1994年平成6年)11月27日愛知県西尾市で男子中学生がいじめを原因に自殺したことで発覚した事件。

概要編集

1994年11月27日、愛知県西尾市内の中学2年の男子生徒が、自宅裏の柿の木で首を吊って死んでいるのを母親に発見された。葬儀後、自室の机から「いじめられてお金をとられた」という内容の遺書が見つかった。

西尾市教育委員会による調査の結果、同級生11人がいじめに関わっていることが判明し、主犯格の4人が恐喝容疑で書類送検された。4人は、小学6年生の頃から自殺した生徒にたびたび暴行を加え、金を要求していたことを認めた。被害者から脅し取った金額は少なくとも110万円とされる。1995年4月、名古屋家庭裁判所岡崎支部は3人を初等少年院に、残る1人を教護院(現在の児童自立支援施設)に送致する保護処分とした。

事件後、再発防止のため「ハートコンタクト」と呼ばれる生徒による自主組織が作られ、クラスの様子を見て話し合ったりしている。また、11月の命日に近い日にいじめ集会を行い、意識を高めるようにしている。

2019年に放送されたドキュメンタリー番組では事件から13年後に彼の兄も自殺していたことが公表された[1]

脚注編集

  1. ^ 事件の涙「そこに寄り添う人がいれば~〇〇君いじめ自殺と家族~」”. NHKドキュメンタリー. 2019年6月11日閲覧。

参考文献編集

  • 豊田充『いじめの深層は』大海社、1995年。ISBN 4-925006-02-9。書籍名に実名が使われている為、この箇所を省略した

外部リンク編集