推理作家ポー 最期の5日間

推理作家ポー 最期の5日間』(すいりさっかポー さいごのいつかかん、原題: The Raven)は、2012年アメリカ合衆国で製作されたスリラー映画。19世紀アメリカの作家エドガー・アラン・ポーを主人公にしており、彼の謎めいた最期を題材にしている。日本劇場公開時はR15+指定である。

推理作家ポー 最期の5日間
The Raven
監督 ジェームズ・マクティーグ
脚本 ハンナ・シェイクスピア
ベン・リヴィングストン
製作 アーロン・ライダー
マーク・D・エヴァンズ
トレヴァー・メイシー
製作総指揮 グレン・バスナー
ヘスス・マルティネス・アセンシオ
ジェームズ・D・スターン
出演者 ジョン・キューザック
ルーク・エヴァンズ
アリス・イヴ
ブレンダン・グリーソン
音楽 ルーカス・ビダル
撮影 ダニー・ルールマン
編集 ニーヴン・ハウィー
製作会社 Intrepid Pictures
Relativity Media
Pioneer Pictures
Galavis Film
FilmNation Entertainment
配給 アメリカ合衆国の旗 レラティビティ・メディア
日本の旗 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
公開 イギリスの旗 2012年3月9日
アメリカ合衆国の旗 2012年4月27日
日本の旗 2012年10月12日
上映時間 110分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $26,000,000[1]
興行収入 世界の旗 $29,657,751[1]
アメリカ合衆国の旗カナダの旗 $16,008,272[1]
日本の旗 3億1500万円[2]
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ストーリー 編集

1849年アメリカ合衆国ボルチモア。ある夜、住民からの通報を受けたエメット・フィールズ警視は、現場に急行するとそこでおぞましい光景を目にする。そこには血まみれになった母娘の奇妙な遺体があった。フィールズは遺体の様子や、現場に仕掛けられたバネ細工などから、これがエドガー・アラン・ポーの小説『モルグ街の殺人』を真似た殺人であると断定する。

一方、小説の作者であるポー自身は生活に困窮しており、そんな現実から目を背けるため、今では酒浸りの毎日を送っていた。恋人である上流階級の令嬢エミリーは、そんな彼を献身的に支えるが、彼女の父親であるハミルトン大佐はポーのことをよく思っていなかった。そんなポーに殺人事件の容疑をかけた警察は、彼の身柄を確保する。しかし、その後も次々とポーの小説を真似た殺人事件が起こり、皮肉なことにそれが彼のアリバイを証明するのだった。

自身の作品を汚されたポーは、警察に協力して犯人を追う決意をする。しかし、犯人の魔の手はエミリーにまで近づいていた。

キャスト 編集

※括弧内は日本語吹替。

参考文献 編集

  1. ^ a b c The Raven” (英語). Box Office Mojo. 2013年12月22日閲覧。
  2. ^ キネマ旬報」2013年2月下旬決算特別号 215頁

外部リンク 編集