日本社会人団体馬術連盟

日本社会人団体馬術連盟(にほんしゃかいじんだんたいばじゅつれんめい、Japan Business Group Equestrian Federation、略称社馬連(しゃばれん)、JBG)は、日本における企業、官公庁等の職域をベースとして活動している乗馬団体からなる馬術連盟である[1]

概要

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企業、官公庁における馬術部や乗馬同好会などの乗馬団体が会員となる。

公益社団法人日本馬術連盟の基盤を構成する「組成団体」として位置づけされ、乗馬の普及と馬術の振興を目指して幅広い活動を行っている。

事務局は東京都中央区新川2-6-4 新川エフ2ビル6階。

沿革

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1968年、「社会人団体馬術同好会」が結成。

1976年、「社会人団体馬術連盟」と改称。

1979年、「日本社会人団体馬術連盟」と改称。

1985年、日本馬術連盟の組成団体となる。

2001年、日本馬術連盟の正会員となる。

歴代会長

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主な活動

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競技会の主催・共催、馬場馬術・障害馬術講習会の実施、審判講習会の実施、騎乗資格審査会の実施、体験乗馬・体験馬車や障碍者乗馬会などへのボランティア派遣。

主催競技会

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主な主催競技会は以下の通り。

  • 全日本実業団障害馬術大会
  • 全日本社会人馬術選手権大会 シリーズ(スプリング、オータム、ファイナル)
  • JBGホースフェスティバル
  • キャロットステークス
  • 日韓社会人親善馬術大会
  • JBG関西大会

騎乗者技能資格認定制度

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A級からD級までの5段階の資格があり、それぞれ以下のように位置づけられている。

A級
国際競技会へ出場するため必要な資格で、日本社会人団体馬術連盟の開催する審査会で合格し付与される。試験科目は実技のみ(馬場・障害)。受験資格は日本社会人団体馬術連盟会員団体に所属していること、およびB級資格を取得していること。日本馬術連盟のB級へ移行が可能。
B級
主催競技会(馬場馬術および障害馬術競技)に出場するために必要な資格で、日本社会人団体馬術連盟の開催する審査会で合格し付与される。試験科目は、筆記と実技(馬場・障害)。受験資格は日本社会人団体馬術連盟会員団体に所属していること。日本馬術連盟のB級、全日本学生馬術連盟 SA級、全国乗馬倶楽部振興協会 障害1級・2級などからの移行が可能。
B'級
主催競技会(馬場馬術競技限定)に出場するために必要な資格で、日本社会人団体馬術連盟の開催する審査会で合格し付与される。試験科目は、筆記と実技(馬場)。受験資格は日本社会人団体馬術連盟会員団体に所属していること。日本馬術連盟のB級 馬場限定、全日本学生馬術連盟 SA級 馬場限定、全国乗馬倶楽部振興協会 馬場1級・2級などからの移行が可能。
C級
日本社会人団体馬術連盟の開催する審査会で合格し付与される。試験科目は、筆記と実技(馬場)。受験資格は日本社会人団体馬術連盟会員団体に所属していること。日本馬術連盟のC級 馬場限定、全国乗馬倶楽部振興協会 障害3級・馬場3級・エンデュランス1〜3級などからの移行が可能。
D級
日本社会人団体馬術連盟の開催する審査会で合格し付与される。試験科目は、筆記と実技(馬場)。受験資格は日本社会人団体馬術連盟会員団体に所属していること。

出典

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  1. ^ 沿革”. 日本社会人団体馬術連盟. 2019年5月2日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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