日渡 騰輝(ひわたり とうき、2004年9月20日 - )は、茨城県龍ケ崎市出身[1]プロ野球選手捕手育成選手)。右投左打。中日ドラゴンズ所属。

日渡 騰輝
中日ドラゴンズ #215
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 茨城県龍ケ崎市
生年月日 (2004-09-20) 2004年9月20日(19歳)
身長
体重
173 cm
89 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 捕手
プロ入り BCL / 2022年
NPB / 2023年 育成選手ドラフト1位
初出場 BCL / 2023年4月8日
最終出場 BCL / 2023年9月3日
年俸 300万円(2024年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴 編集

プロ入り前 編集

龍ケ崎市立城ノ内小学校で4年生の時に龍ヶ岡ヤンキースで野球を始める[1]。龍ケ崎市立城ノ内中学校在学時は硬式野球のクラブチームである取手ヤングでプレーしていた[1]

霞ヶ浦高等学校に進学し、1年秋から正捕手を務める。2年秋からは4番、主将を務めた。甲子園大会出場はなく、3年夏は茨城大会準決勝で土浦日大に敗れた[2]。同学年に赤羽蓮、1学年下に木村優人がいた。プロ志望届を提出したが、2022年のドラフト会議での指名はなかった[3]

大学進学の選択肢もあったが、「1年でも早くプロで勝負して、ダメなら、あきらめて違う道も考えたい」という意向から、ベースボール・チャレンジ・リーグ茨城アストロプラネッツに入団した[4][5]

BCL・茨城時代 編集

2023年は、63試合に出場して打率.238、2本塁打、23打点を記録した[6]

同年10月26日に開催されたドラフト会議にて、中日ドラゴンズから育成1位で指名され[7]、11月28日に支度金300万円、年俸300万円で仮契約を結んだ(金額は推定)[8]。背番号は215[9]

中日時代 編集

選手としての特徴・人物 編集

二塁への送球で1.85秒を記録した強肩の持ち主[10]

水戸納豆が好物であり、朝から元気になれるという理由で、毎朝必ず摂るようにしている[10]

家族 編集

3人兄弟の次男で、全員が野球選手。1歳下の弟・卿太は茨城県立江戸崎総合高等学校でエースを務め、3年夏の茨城大会では騰輝の母校である霞ヶ浦高等学校と対戦し、敗れた[4]

詳細情報 編集

独立リーグでの打撃成績 編集

















































O
P
S
2023 茨城 63 247 235 15 56 4 0 2 66 23 0 2 1 0 10 - 1 40 8 .238 .272 .281 .553
通算:1年 63 247 235 15 56 4 0 2 66 23 0 2 1 0 10 - 1 40 8 .238 .272 .281 .553

背番号 編集

  • 32(2023年)
  • 215(2024年 - )

脚注 編集

  1. ^ a b c 捕手 日渡 騰輝”. 茨城アストロプラネッツ|茨城県民球団|BCリーグ. 2023年12月4日閲覧。
  2. ^ 【茨城】霞ケ浦の最速152キロ右腕・赤羽蓮、8球団スカウトの前でリリーフも準決勝で涙「プロに行きたい気持ちが強い」”. スポーツ報知 (2022年7月24日). 2023年12月4日閲覧。
  3. ^ 甲子園、国際大会大活躍の大型右腕、U-18代表外野手など指名漏れとなった超高校級の逸材たち”. 高校野球ドットコム (2022年10月21日). 2023年12月4日閲覧。
  4. ^ a b 中日がドラフト指名した独立リーグのバッテリー、育成1位の日渡騰輝は野球3人兄弟の次男”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2023年10月30日). 2023年12月4日閲覧。
  5. ^ 特別合格選手 契約合意のお知らせ”. 茨城アストロプラネッツ|茨城県民球団BCリーグ (2022年12月28日). 2023年12月4日閲覧。
  6. ^ 一球速報”. baseball.omyutech.com. 2023年12月4日閲覧。
  7. ^ 中日育成1位の日渡騰輝、目指すはソフトバンク甲斐のような存在「育成からでも日本を代表する捕手に」【ドラフト会議】”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2023年12月4日閲覧。
  8. ^ 【中日】5位指名の土生翔太と育成1位の日渡騰輝と仮契約”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2023年11月28日). 2023年12月4日閲覧。
  9. ^ 【中日】ドラフト1位・草加勝の背番号は「14」 昨年まで谷元、過去には板東英二、今中慎二、朝倉健太…2位の津田は「27」”. 中日スポーツ 東京中日スポーツ (2023年12月14日). 2023年12月18日閲覧。
  10. ^ a b 育成1位の日渡騰輝、納豆パワーで支配下勝ち取る 生粋の茨城っ子で水戸納豆が好物「朝から元気になれる」【中日】”. 中日スポーツ 東京中日スポーツ (2023年11月3日). 2024年2月14日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集