旭川市総合体育館(あさひかわしそうごうたいいくかん)は、北海道旭川市花咲スポーツ公園[3]にある屋内総合スポーツ施設。

旭川市総合体育館

地図
施設情報
愛称
  • 旭川市リアルター夢りんご体育館[1]
  • リクルートスタッフィング リック&スー旭川体育館[2]
用途 スポーツ施設
収容人数 1500人[3]
管理運営公益財団法人
旭川市体育協会[3]
構造形式 鉄骨・鉄筋コンクリート造
延床面積 6,952 m2
階数 2
竣工 1979年
所在地 070-0901
旭川市花咲町5丁目4040番地-19
位置 北緯43度47分35秒 東経142度22分35秒 / 北緯43.79306度 東経142.37639度 / 43.79306; 142.37639 (旭川市総合体育館)座標: 北緯43度47分35秒 東経142度22分35秒 / 北緯43.79306度 東経142.37639度 / 43.79306; 142.37639 (旭川市総合体育館)
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2019年にネーミングライツ(命名権)が導入されており、以後は以下のように名称が変遷している。

概要 編集

1979年昭和54年)開館。旭川市総合体育館条例のもと、同年10月1日に総合体育館運営協議会が設置された。体育館は財団法人旭川市スポーツ協会が指定管理者として運営管理を行っている、花咲スポーツ公園内に位置している。

主な施設は観覧席を有する主競技場のほか、第1 - 4体育室、幼児体育室、トレーニング室、シャワー室、放送室等。毎年期間を分けて、スポーツ教室が開かれている。他の市内の体育館同様、定期券が使用可能である。館内に旭川市スポーツ協会本部が置かれている。

2022年現在は、V.LEAGUE所属のヴォレアス北海道の本拠地となっており、ホームゲームの大半が本体育館で開催されている。ただし収容できる観客数が少なく(固定座席は1500人程度)、2024 - 25シーズンより新たに発足予定で、ヴォレアスも参入する方針の「S-V.LEAGUE」の基準(最低5000人以上の観客を収容できる施設が必要)を満たさないことから、旭川市では2030年頃を目処にS-V.LEAGUEの基準を満たす新館を建設する方針を明らかにしている[5]

施設 編集

  • 延べ床面積6,952m2(1階5,765m2、2階1,187m2
  • 主競技場1,812m2(47.6m×38.2m)
  • 第1体育室115m2
  • 第2体育室441m2
  • 第3体育室181m2
  • 第4体育室288m2
  • 幼児体育室84m2
  • トレーニング室340m2
  • 開館時間 - 午前9時 - 午後9時
  • 休館日 - 毎月最終金曜
  • 無料駐車場収容数 - 339台
  • 交通アクセス - 旭川駅からバスでおよそ15分

常磐分館 編集

かつては市内の常磐公園内に常磐分館(旧:旭川市体育館)も存在した。元々は1950年(昭和25年)の北海道開発大博覧会の際に「開発館」として建設された建物で、資材は旧美幌飛行場(現・陸上自衛隊美幌駐屯地)の格納庫だったものを転用したとされている。1953年(昭和28年)には2,500人を収容可能な大ホールに改修されたが、1958年(昭和33年)に隣接地に旭川市公会堂が建設されると体育館に再度改修された。老朽化のため1993年頃に閉鎖・解体され、跡地には翌年に旭川市中央図書館がオープンした[6]

脚注 編集

  1. ^ 市有施設 ネーミングライツ・スポンサー募集(2019年11月26日、あさひかわ新聞)2021年9月15日閲覧
  2. ^ a b 旭川市総合体育館の新しい愛称が決定しました - 旭川市・2024年3月10日
  3. ^ a b c 旭川市総合体育館(一般社団法人旭川観光コンベンション協会)2021年9月15日閲覧
  4. ^ 旭川市総合体育館の愛称が決まりました - 旭川市・2019年2月28日
  5. ^ ヴォレアス拠点 旭川市が体育館新設へ 5千人収容、新リーグ参入目指す - 北海道新聞・2023年8月30日
  6. ^ 【旭川市図書館】常磐公園について - 旭川市図書館チャンネル

外部リンク 編集